■花粉や黄砂で汚れたボディを洗うときの注意点とは
ここ最近は初夏のような陽気の日が増えてきましたが、クルマ好きにとっては汚れが非常に気になる季節でもあります。雨が降らなくてもクルマが汚れてしまう原因として大きいのは、ボディに付着した花粉と黄砂によるものです。
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花粉がどのようなものかは殆どの人が分かると思いますが、黄砂は馴染みが薄くピンとこない人も多いかもしれません。黄砂とは、中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠などから、風に乗って数千キロも離れた日本まで飛んできた砂塵のことです。
気象庁が2004年から開始した黄砂に関する予報を見てみると、黄砂は3月から5月のあいだに集中しており、そのなかでもとくに5月が一番多かったという記録もあります。そのため、5月が過ぎるまでは黄砂によるクルマの汚れが続くのです。
花粉や黄砂によるクルマの汚れを防ぐには、屋内のガレージで保管するかボディカバーを掛けるくらいしか方法はありません。そのため、前述したような環境に駐車することができない人はクルマをこまめに洗車するしかありません。
そして、花粉や黄砂で汚れたクルマを洗車するときはちょっと注意が必要です。なぜなら、花粉や黄砂は石に近いほど非常に硬いものだからです。そのため、汚れたボディを下準備せずにいきなり濡れ拭きなどをすると、自分のクルマにキズを付けてしまうことになるのです。
汚れたクルマを洗車するときの下準備は、「とにかく水をタップリかけて花粉や黄砂を流す」ことが大切です。タップリの水で花粉や黄砂を流した後は、基本的に手洗いで洗車しましょう。手洗いをするときは、バケツでよく泡立てたカーシャンプーをできるだけ柔らかいスポンジを使うか、手荒れに強い人なら手のひらを使って優しく汚れを落としましょう。
また、食器を洗う洗剤をカーシャンプーの代わりとして使うのはやめたほうが良いでしょう。食器用洗剤には錆びを防止する防錆剤が入っていないので、クルマが痛む原因になるからです。
花粉や黄砂で汚れたクルマを洗車機で洗うのはあまりお勧めしませんが、もし洗車機を使いたいのであれば、高圧洗浄機などで花粉や黄砂を水で流してから、水洗いコースではなく泡がタップリと出るシャンプーコースを選ぶと良いでしょう。
■昔はワックスが中心だったが、今はボディコーティングが主流
そして、こまめに洗車することが難しい人ができる対策といえば、ボディコーティングとワックスがけです。ボディコーティングやしっかりとしたワックスがけがされたクルマであれば、もし花粉や黄砂で汚れてしまっても洗車が劇的に楽に済みます。
現在は、結構な労力がいるワックス掛けよりもボディコーティングが中心となっていますが、ボディコーティングの施工先を選ぶときにもちょっと注意が必要です。
ボディコーティングは、新車・中古車を買うときの販売店、コーティング専門店、そしてガソリンスタンドなどやっているところが多いだけに作業レベルは千差万別で、安くない料金にも関わらずクオリティが見合わないということも少なくないからです。
四方が囲まれたきれいな作業場で、塗装面がよく見えるよう照明にこだわっている店は仕上がりもいい傾向にあるようです。また、ネットに公開されている口コミなどを参考にするのも良いでしょう。
腕の良いコーティングショップが施工すると、まるで別のクルマのようにきれいに仕上がります。価格はそれなりの額を支払うことになりますが、長期間綺麗な状態が続き、汚れても簡単に落ち、手放すときの査定も上がる傾向ですから、内容を考えればとてもリーズナブルだといえます。
いずれにしても、クルマの汚れがこびりつかないよう、汚れたら早めに洗車をしてクルマを常にきれいにキープしておくことが大切です。ゴールデンウィークなどの長期休暇があるときには、普段の労いも込めてしっかりと洗車してあげれば、愛車も喜んでくれること間違いありません。
【了】
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