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新型「ソルテラ」はEVでもスバルらしさ全開! SUVとして“普通”に使える? 新世代電動車に期待!

掲載 更新 7
新型「ソルテラ」はEVでもスバルらしさ全開! SUVとして“普通”に使える? 新世代電動車に期待!

■スバルらしいEVであることを重視した新型「ソルテラ」

 スバルが2022年に発売する予定の新型「ソルテラ」は、トヨタとの共同開発によって誕生したSUVタイプのBEV(バッテリーEV)です。

【画像】グリルレスのEVでもスバル顔! 新型「ソルテラ」ボンネットの中には何がある?(39枚)

 コンセプトは「Upscale Pratical(一格上の実用性)なSUV」とし、スバルらしさを進化させ、EVだからといってガマンしなくても良い、これまで以上に使えるクルマを目指しました。

 性能開発にあたって「スバルらしいEVにすること」「トヨタの“リバッジ”ではないスバルの商品とすること」を重視したといいます。

 新型ソルテラの外観は、スバルのデザインフィロソフィー「ダイナミック&ソリッド」を進化させた「BOLDER」を取り入れ、SUVとしての高い性能を表現したデザインのなかに、エアロダイナミクスへのこだわりを具現化。

 エクステリアパーツの形状で空気の流れを制御し、ダイナミックな造形の実現と、航続距離の伸長を図っています。

 大型ヘキサゴングリルを中心として精悍なフロントフェイスを備えるとともに、歩行者保護性能を両立。「安心と愉しさ」を表現した、造形を実現しました。

 ヘッドライトとテールライトは、スバルらしいコの字の「Cシェイプ」を採用し、さらに夜間の視認性も確保。スバルのBEVとしてのアイデンティティを機能で表現しています。

 内装は、運転の愉しさとくつろぎの開放的な空間を融合させ、前席はインパネ上部を低く設定し、とくに助手席はグローブボックスをなくすことで広々とした足元空間を実現。

 ダイヤル式シフトを採用することでインパネコンソールにスペースが生まれ、従来のグローブボックス並みの収納スペースを確保しました。

 さらに、ロングホイールベース化によって広々とした後席を実現しています。

 また、リアオーバーハングを伸ばし、荷室のユーティリティを確保。ゴルフバッグは4個、スーツケースは3個、マウンテンバイクは2台搭載することが可能です。

 冬場のエアコンの電力消費を抑える工夫として、シートヒーターおよびステアリングヒーターやヒートポンプや、乗員の周囲のみの空調などを採用しました。また、空調ダクトを発泡品にすることで断熱性を向上しています。

 新型ソルテラのコクピットは、「より見やすく、よりシンプルに、より使いやすく」といったスバルのコクピット思想を踏襲し、運転に必要な情報を瞬時にわかりやすく伝え、直感的な操作をサポートするインターフェースを取り入れました。

 スバル初採用の「トップマウントメーター」は、ハンドルの上から見るタイプのメーターで、バイザーレスによる先進的なデザインを実現するとともに、視線移動を最小に抑えて視認性を向上しました。

 さらに、パドルシフト付き小径ハンドルを採用。クルーズコントロールやメーター画面操作といった運転に必要なスイッチを内蔵し、運転の愉しさを実現します。

 インパネ中央には12.3インチ大画面ディスプレイを配置。コンソールスイッチの中央にダイヤル式シフトを配置し、操作性を高めました。

 加えて、オーディオはharman/kardonを採用し、新型ソルテラ用にチューニング。4席等価で原音を忠実に再現するピュアサウンドを楽しめます。

■運転支援システムに初の「スバルセーフティセンス」搭載

 新型ソルテラのプラットフォームは、従来車の「スバルグローバルプラットフォーム」をEV専用に進化させた「eスバルグローバルプラットフォーム」を搭載。

 操縦安定性が高く、ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応する、スバルらしい動的質感の高い走りを実現します。

 また、BEVならではの構造として、車体下部に大容量バッテリーを搭載し、そのバッテリーを骨格の一部としても活用することで低い重心高と高いボディ強度・剛性を可能にしました。

 BEVであってもスバルの安全思想は変わらず、視界の良さや危険回避性能、万が一の衝突時には感電や火災を防ぐ機能を盛り込んでいます。

 さらに、運転支援システムとして「スバルセーフティセンス」をスバル初搭載。

 プリクラッシュセーフティやアダプティブクルーズコントロール、レーンデパーチャーアラート、レーントレーシングアシストなど、新世代「アイサイト」の機能をカバーする数々の機能が搭載され、どのようなシーンでも運転をアシストします。

 さらに、ステアリング、シフト、アクセル、ブレーキの操作を制御し、自動で駐車する「アドバンスドパーク(リモート機能付き)」をスバル初採用。パーキングサポートブレーキやパノラミックビューモニターといった機能も搭載しました。

 新型ソルテラはEVらしいパワートレインを搭載。モーターならではの動力性能により強い加速感を可能にするほか、EVならではの加減速操作性を実現する「Sペダルドライブ」します。

 従来のスバルSUVと同じく、悪路での安心感を高める「X-MODE」を採用しました。そして、悪路でも車両を安定させながら一定速度での走行を可能にする「グリップコントロール」を追加することで、走破性をさらに強化しています。

 新型ソルテラは先進機能として、「ハイ、スバル」で起動するクラウド型音声認識機能を搭載。例えば、「助手席の窓を開けて」といった会話を認識し、運転中に前方を向いたままで操作することが可能です。

 スマートフォン連携はSUB接続不要でワイヤレス接続できるCarPlayを搭載するほか、スマートフォンをデジタルキーとして使用して、開錠やエンジンを始動させることもできます。

 さらに、スマートフォンを用いて車外から駐車・出庫のサポートをするリモート駐車を採用。車両の状態を遠隔で操作する機能も備わります。

※ ※ ※

 スバルとトヨタのコラボレーションによって誕生した新型ソルテラと新型bZ4Xは、国内では2022年年央までに発売される予定です。

 一方、海外ではすでに予約が始まっており、新型ソルテラは米国で2022年2月8日に先行予約が開始され、最初の予定台数が72時間でほぼ完売したといいます。

 新型bZ4Xも欧州各国でグレード体系や価格が発表されるなど、登場までもう間もなくとなっています。

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みんなのコメント

7件
  • スバルはトヨタに甘いよなw
    まぁスバルの倍以上売ってもらうから仕方無いのか?w
  • 2t以上車で61500円と重量税高そうだな。タイヤもすぐに減りそう。凄く維持費かかるよね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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