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ルノーが独⾃のハイブリッドシステムを搭載したクーペスタイルのSUV「アルカナ」を発売

掲載 更新 4
ルノーが独⾃のハイブリッドシステムを搭載したクーペスタイルのSUV「アルカナ」を発売

ルノー・ジャポンは、SUVの機能美と、クーペのエレガントさが融合した都会的なフォルムのボディに、ルノーがF1で培ったノウハウを取り入れて独自に開発した軽量、コンパクトで、ドライブフィールに優れたハイブリッドシステムE-TECH HYBRID(イーテックハイブリッド)を搭載した新型「アルカナ」を、5月26日(木)から販売する。

新型「アルカナ」は、200mmもの最低地上高、筋肉を思わせるボディサイドの造形や張り出したフェンダーといったSUVの持つ力強さと、優雅に弧を描くルーフラインがエレガントさを感じさせるクーペスタイルが融合した都会的なフォルム、そしてルノーが独自に開発したハイブリッドシステム E-TECH HYBRID(イーテックハイブリッド)による力強い加速と、速度域を問わずダイレクトで爽快なドライブフィールが特長となっている。

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E-TECH HYBRIDは、メインモーター(駆動用)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーター、そして1.6L自然吸気エンジンを、モータースポーツの世界で使用されるドッグクラッチを採用した軽量でコンパクトな電子制御ドッグクラッチマルチモードATで繋いだ、ルノーが独自に開発したハイブリッドシステム。

このハイブリッドシステムは、ルノーがF1で長年にわたり培ってきたノウハウを活かし、低速域から高速域まで全域にわたり、最も高い効率となるようモーターとエンジンを最適に組み合わせる制御を行うことで、ダイレクトかつスムーズなドライブフィールと、低燃費を実現した。

カーボン調トリムとレッドラインが目を引く上質でスポーティなインテリアには、人間工学に基づきドライバーを中心に考えられた運転席のスマートコクピット、様々な情報がひと目で確認できる10.2インチ フルデジタルインストゥルメントパネルが装備される。

また、6ウェイ電動フロントシート、シートヒーター、ステアリングヒーターといった快適にドライブを楽しむための装備も充実。新型「アルカナ」には、アダプティブクルーズコントロール、レーンセンタリングアシスト、360°カメラ、イージーパーキングアシストなど、多くの先進運転支援システムも搭載されている。

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さらに、新型「アルカナ」には、クーペスタイルの優雅なルーフラインが際立つ4色のボディカラーが設定されている。

SUVとクーペの融合

新型「アルカナ」は、SUVの機能美とクーペのエレガントさを融合した都会的なフォルムが特長となっている。1,580mmの全高に対し200mmもの高い最低地上高、高い位置に配されたベルトラインと筋肉を思わせる造形のボディサイド、幅広で張り出したフェンダー、フロントとリアのスキッドプレート、ホイールアーチプロテクションなどがSUVらしさを強調。一方、リアに向かって優雅に弧を描くルーフラインとサイドウィンドウのラインは流れるようなフォルムを形づくり、クーペのような俊敏さとエレガントさを感じさせる。

フロントにはF1に着想を得たフロントブレードが装着され、スポーティな印象を高めている。フロントバンパー両端にはフロントホイールハウスに繋がるエアディフレクターが装備。このエアディフレクターは、フロントホイールが発生させる空気の乱れを抑えることで空気抵抗を減らす効果があり、燃費を向上させる。

LEDのヘッドライトには、ルノーモデルを象徴するCシェイプのデイタイムランプが装備されている。リアのコンビライトにも同様にCシェイプが組み込まれ、テールゲートの幅全体に伸びるシグネチャーランプと一体となって、緊張感がありながらスタイリッシュな独自の表情を作り出している。

スポーティで上質なインテリア

新型「アルカナ」のインテリアは、モータースポーツの血統を受け継ぐルノー・スポール由来のR.S. LINEデザインを取り入れている。ドアトリムとダッシュボードには、カーボン調パネルを採用し、レッドラインのアクセントがスポーティな印象を高めている。

さらに、レザー×スエード調コンビ6ウェイ電動フロントシート、レザーステアリングホイール、そしてシートベルトにも施されたレッドステッチが、スポーティさに加えて上質さを感じさせる。なお、フロントシートとレザーステアリングには、ヒーターが装備されている。

新型「アルカナ」には、ドライバーを中心に考えられた運転席(コクピット)のスマートコクピットが採用されている。コクピット周りのディスプレイや操作系は、人間工学に基づきドライバーが操作しやすい向きに角度が付けられ、運転に集中できる環境を作り出している。

また、新型「アルカナ」には、カスタマイズ可能な、カテゴリー最大級の10.2インチ フルデジタルインストゥルメントパネルが採用されている。このインストゥルメントパネルは、豊富な情報をシンプルかつ直感的に表示。センターコンソールには、各種インフォテインメントを表示、操作する7インチタッチスクリーンを備えている。このタッチスクリーンを介して、先進のインフォテインメントテクノロジーとルノー・マルチセンスに簡単にアクセスできる。

パーキングブレーキは電動化され、オートホールド機能が標準で装備される。オートホールド機能は、交差点の⻑い信号待ちなどで、ドライバーがブレーキペダルから⾜を離しても停⽌状態を保ち、アクセルペダルを踏むと⾃動的にブレーキを解除。さらに、スマートフォンワイヤレスチャージャーが装備された収納が、コンソール下部の使いやすい位置に配置され、センターコンソール後部には、後席⽤の2つのUSBソケット、12Vソケット、後席エアダクトが装備されている。

E-TECH HYBRID ⾰新的なハイブリッドシステム

E-TECH HYBRIDは、F1で培ったノウハウを活⽤し、ルノーが独⾃に開発したハイブリッドシステム。メインモーターであるE-モーターとHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーター、1.6L 4気筒⾃然吸気エンジン、そしてこれらを繋ぐトランスミッションの電⼦制御ドッグクラッチマルチモードATで構成され、従来のパワートレーンにはないダイレクトかつスムーズなドライブフィールと、低燃費を実現した。

この1.6Lエンジンには、アライアンスエンジンの HR16が採⽤されましたが、エンジンマッピング、ピストン、コネクティングロッド、クランクシャフトなど、いくつかのパーツをE-TECH HYBRIDに合わせるために再開発している。このE-TECH HYBRIDで、ルノーは150以上の特許を取得している。

■モーター

・E-モーター(メインモーター)36kw/205Nm
・HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)15kw/50Nm

■エンジン

・1.6L 4気筒⾃然吸気エンジン 94ps/148Nm

そして、電⼦制御ドッグクラッチマルチモードATは、モータースポーツで使⽤されるドッグクラッチを使⽤することで、⼀般的なクラッチやシンクロナイザーさえも省き、軽量化とコンパクト化を図ったギアボックス。モーター側に2つ、エンジン側に4つのギアを持ち、モーター、エンジンそれぞれから動⼒を切れ⽬なく、効率よく引き出すことができる。

さらに、E-TECH HYBRIDは、モーターとエンジンを⾛⾏状況に応じてもっとも効率良く組み合わせて燃費の向上、排出ガスの削減を達成するとともに、レスポンスの良い快適な⾛りが楽しめる。発進時は、エンジンを使⽤せずに低速域で効率の⾼いモーターのみで駆動。このため、すぐに⼒強いトルクを得ることができ、スムーズでレスポンスのよい発進が可能。中速域では、モーターとエンジンを最適に組み合わせることで、素早いレスポンスと息の⻑い加速が得られる。

なお、従来のハイブリッドがあまり得意としてこなかった⾼速域では、巡⾏時には効率の⾼いエンジンを積極的に使⽤し、追越し時にはエンジンにモーターのアシストを加えることで、⼒強い加速を得ることができる。

⾞が減速する際には、減速エネルギーを回収し、電気に変換してバッテリーを充電。ブレーキペダルを踏み込むと、回⽣ブレーキが作動し、減速エネルギーを回収してバッテリーを充電する。さらに制動⼒が必要な場合は、ブレーキパッドを介して「機械的」なブレーキが作動する。ギアポジションをB(ブレーキ)位置にするとエネルギー回⽣能⼒が⾼まり、より多くのエネルギーを回収することができるようになる。

新型「アルカナ」には、1.2kWh(250V)の駆動⽤バッテリーが搭載されている。市街地⾛⾏時には、このバッテリーに充電された電気で積極的にモーターのみで⾛⾏し、燃費向上に貢献。減速エネルギーを回収した際には、このバッテリーに充電される。

ルノーでは、モータースポーツの開発部⾨と市販⾞の開発部⾨の間で、⼈的、技術的交流が頻繁に⾏われており、E-TECH HYBRIDの開発においても、ルノー/アルピーヌ F1が培ってきたハイブリッドのハードウェアの技術とノウハウ、そしてエネルギーマネジメント分野の経験とノウハウを、市販⾞の開発部⾨が活⽤した。

ハードウェア⾯では、電⼦制御ドッグクラッチマルチモードATに、F1を始めとするモータースポーツで使⽤されるドッグクラッチを採⽤し、軽量化、コンパクト化を果たすとともに、ダイレクト感溢れるドライブフィールを実現した。

エネルギーマネジメントの分野では、F1チームがエンジンと2つのモーターを組み合わせたパワーユニットの効率を⾼め、F1マシンを速く⾛らせるために、膨⼤な⾛⾏データをAIを使ってシュミレーションし開発しているソフトウェアを、E-TECH HYBRID の開発に活⽤した。

このソフトウェアの活⽤によって、⾼い燃費性能はもちろん、モーターとエンジンそれぞれが得意とする領域で性能を最⼤限に引き出すことができ、街中でのスムーズなストップアンドゴー、追越し時や⾼速道路での⼒強い加速など、従来のパワートレーンを凌ぐドライブフィールを実現している。

【メーカー希望⼩売価格(税込)】

アルカナ R.S. LINE E-TECH HYBRID 4,290,000円

関連情報:https://www.renault.jp/car_lineup/arkana/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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みんなのコメント

4件
  • これ「ルノーサムスン韓国車のOEM、もちろん韓国プサン製であること」は、報道しない自由?
  • メガーヌRSのエクステリアのマイナーチェンジは「マダカナ」
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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