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13代目「スカイライン」が約3年ぶりに進化、内外装に磨きをかける

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13代目「スカイライン」が約3年ぶりに進化、内外装に磨きをかける

12月20日、後期モデルの誕生へ 東京モーターショーでひっそりと発表

日産伝統の「スカイライン」。現在ではV37型が13代目としてリリースされているが、ついにマイナーチェンジが敢行される。東京モーターショーではひと足早く、その姿が明らかになっていたので紹介したい。

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スカイラインの始まりを語ると1957年にまで遡ることになる。 当時、富士精密工業からALSI-1型が発売された。そしてS5型を経て、通称ハコスカと呼ばれる3代目が登場。”GT-R”もここで初めて誕生した。その後、わずか200台足らずのGT-Rをラインアップしたケンメリ、ジャパン、鉄仮面、R31型などと続き、’89年に発表されたR32型によって、再びGT-Rが復活することとなった。

その後に続くR33型、R34型ともにGT-Rはスカイラインと共に歩むが、『日産R35型GT-R』の登場によって、『スカイライン』と『GT-R』は別々の道を歩むこととなった。 とはいえ、GT-Rファンの中にはスカイライン好きも多くいる。生き別れた双子の行く末はどうなっているのか、気になる方も多いだろう。スカイラインはその後、V35型、V36型と続き、’14年には現行のV37型が登場した。何度か一部改良が施されていたが、’17年の12月下旬にさらなるマイナーチェンジが決定。 「東京モーターショー2017」の日産ブースにて、ついにそのベールを脱いだ。

ヘッドライトまわりの意匠変更によって、シャープでスポーティな佇まいに磨きをかけた後期型。 フロントはバンパーの形状が一新されたとともに、左右のボトム部がシルバーに塗り分けられているのが特徴だ。 リアまわりを見れば、ディフューザーが新たに採用されており、より空力性能を向上させているのがわかる。また、アルミホイールも一新。スポーティな中に高級なテイストを持たせた意匠へと変更された。

また、ステアリングやシフトノブのデザインなども変更されており、より上質で洗練された印象となった内外装。そして、展示車のボディカラー「オーロラフレアブルーパール」は、今年60周年記念モデルの誕生と共に追加された新色であり、『R34型スカイラインGT-R』に設定されていた”ベイサイドブルー”を受け継いだものと言われている。 GT-Rと決別することにはなったがスポーティセダンとして、独自の進化を続けるV37型スカイライン。その時代の求める姿を的確に表現し続けているように感じられた。

スカイライン誕生から60年経った今年、最新テクノロジーで武装したプレミアムスポーツセダンの進化の形を初披露する場として、東京モーターショーが選ばれたのは当然のことだろう。 しかし実を言えば、プレスデーの初日には展示がなく2日目から。しかもメインステージ上ではなく、ブースの片隅にさり気ない登場だった。 日産のメインストリームはコンセプトカー『IMx』であり、最新EVの『リーフ』。こうした日産の最先端技術や未来を否定するつもりはない。しかし、日産を長年支え続けているスカイラインが、いくらマイナーチェンジとはいえ、脇役に追いやられている姿は寂しいところ。 それでもなお、堂々とした存在感を示すスカイラインを、ファンとしては応援し続けたいと思うのだ。

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