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装備充実でライバルを蹴散らすか!?「日産キックス」発売! e-POWERで”プロパイロット”も付いて275万9900円から

掲載 更新 12
装備充実でライバルを蹴散らすか!?「日産キックス」発売! e-POWERで”プロパイロット”も付いて275万9900円から

日産自動車は2020年6月24日、新型コンパクトSUV「キックス」を発表した。6月30日に全国の日産販売店で発売する。価格は275万9900~286万9900円。

近年盛り上がりを見せるSUV市場に、日産が登録車として久しぶりに投入したコンパクトSUVの「キックス」。日本市場ではじつに10年ぶりのブランニューモデルとなる。

新型「日産キックス」の画像を見る

ちなみに日産は2020年度に電気自動車を2車種、e-POWER搭載車を4車種投入。「キックス」はその先陣を切るモデルである。

グレード構成は「X」、とシートが2トーンカラーとなる「X ツートーンシートエディション」とじつにシンプル。前輪駆動(FF)のみの設定だ。

注目は、なんといっても日産自慢の電動パワートレーン「e-POWER」の搭載で、コンパクトカー「ノート」と比べて最大出力を20%向上させている。中高速域の力強さや高速道路での追い越しや合流、ワインディングロードの走行など幅広いシーンでパワフルかつキビキビとした走りを実現する。

「e-POWER」は1.2Lのガソリンエンジンはもっぱら発電のために活用され、モーターにより駆動するシリーズ式ハイブリッドだ。力強くスムーズな加速感やスムーズな走行感覚はまさにモーター駆動の魅力だ。また、アクセルペダルの踏み戻しで車速を調整できる「e-POWERドライブ」のワンペダル感覚の運転操作により、ブレーキペダルを踏む回数を減らせ、楽に運転できるのも「e-POWER」ならでは。

今回、発電用エンジンは、作動タイミングの制御が最適化され、エンジン作動頻度が減少したことで、静粛性も向上した。

車体剛性を高めたプラットフォームの採用により、優れた安定性と操縦性を実現。また、最小回転半径を5.1mとすることで、狭い路地などでの切り返しなどもしやすい小回り性能を発揮する。

エクステリアは、最新日産車に共通するデザインテイストをふんだんに盛り込みつつ、コンパクトサイズながら躍動感のあるフォルムに仕立てられた。

最大の特徴はフロントマスクである。具体的には、フロントマスクのダブルVモーショングリルの採用や、浮遊感を演出したフローティングルーフにより力強さとスタイリッシュさを表現。LEDヘッドライトの採用で先進性と存在感を高めている。

抑揚を効かせた前後バンパーやフェンダーの採用によってふんばり感を持たせ、スタンスのよさを際立たせる。

ボディカラーには、モノトーン9色と2トーン4色の前13種類を設定。豊富なカラーバリエーションにより、ユーザーニーズに応える。

インテリアは、シームレスで上質さを感じられる室内空間を演出。機能や用途別に装備をグループ化して配置することで使いやすさを追求。また、コンパクトカーでありながらプレミアム感を演出する質感表現なども注目ポイントだ。

また、カテゴリートップクラスのフロントウインドー見開き角と低いウエストラインにより、前席は開放感のある視界を実現している。シートには人間工学に基づき、快適な座り心地と疲労軽減効果のある「ゼログラビティシート」を採用する。

後席はニールームを600mm、ヘッドルームを85mm確保することで大人もくつろげる設計となっている。

ラゲッジルームは423Lの容量を確保する。Mサイズのスーツケース(675mm×452mm×250mm)4個を積載可能だ。

「キックス」は先進安全装備も抜かりない。高速道路の長距離運転や渋滞時の披露やストレスを軽減する、運転支援技術「プロパイロット」や、もしもの際の自動通報などができる「SOSコール」を全車標準装備とした。

また、前方の状況を監視して車両や歩行者との衝突回避や衝突被害軽減を支援する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などを標準装備とすることで、全車が国土交通省などが普及を推進する「セーフティサポートカーS ワイド(サポカーSワイド)」に該当する。

——————

[価格]
〈FF・1.2Lエンジン(発電用)+モーター〉
X ツートーンインテリアエディション:286万9900円
X:275万9900円

——————

[キックス主要諸元]

〈FF・1.2Lエンジン+モーター〉
【寸法】
全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mm
ホイールベース:2620mm
室内寸法:室内長1920mm×室内幅1420mm×室内高1250mm
トレッド:前1520mm/後1535mm
車両重量:1530kg
乗車定員:5人
最低地上高:170mm
最小回転半径:5.1m

【発電用エンジン・モーター・性能】
エンジン型式:HR12DE
エンジン種類:直3DOHC
ボア×ストローク:78.0mm×8306mm
総排気量:1198cc
圧縮比:12.0
エンジン最高出力:60kW(82ps)/6000rpm
エンジン最大トルク:103Nm(10.5kgm)/3600~5200rpm
使用燃料・タンク容量:レギュラー・50L

モーター型式:EM57
モーター種類:交流同期電動機
モーター定格出力:70kW(95ps)
モーター最高出力:95kW(129ps)/4000~8992rpm
モーター最大トルク:260Nm(26.5kgm)/500~3008rpm
バッテリー種類:リチウムイオン電池

WLTCモード燃費:21.6km/L

【諸装置】
サスペンション:前ストラット/後ストラット
ブレーキ:前Vディスク/後ディスク
タイヤ:前後205/55R17

——————

キックスの詳しい情報はこちら
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/kicks.html

日産
http://www.nissan.co.jp

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みんなのコメント

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  • ボア×ストローク:78.0mm×8306mm

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  • >「キックス」は先進安全装備も抜かりない。
    ブラインドスポットモニタリングシステムの設定がないのでしっかり抜かりあるよね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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