■軽オープンEVの「OSANPO」とは?
2023年10月25日に開催された「ジャパンモビリティショー2023」(一般公開は28日から)でダイハツは、軽自動車の2シーターオープンカーコンセプトとして「OSANPO(オサンポ)」を初公開しました。
オサンポは、オープンエアの心地良さを散歩に出かけるような手軽さで楽しめるモデルとして開発。モーターを駆動して走行する「軽EV」です。
【画像】「えっ…!」カッコいい! これが新型「屋根なし軽」です! 画像を見る(32枚)
全長3395mm×全幅1475mm×全高1330mmと軽自動車枠に収まるボディサイズで、前後の丸目ライトは初代「コペン」を彷彿とさせるデザイン。
ゆるやかな曲線と直線を組み合わせたスタイリングに、樹脂パーツを多用したりタフな印象を受けるトレッドパターンのオールシーズンタイヤを装着することで、まるで「コペンSUV」ともいえる“ゴツ可愛い”雰囲気に仕上がっています。
ダイハツの担当者によると、「カジュアルで誰でも楽しめるオープンスポーツがウリのコペンとは異なり、オサンポはアップライトな姿勢で乗り降りもしやすく、近場へ散歩に行くときに、自転車感覚で運転できる軽EV」だといいます。
ドライバーが目にする景色が主役であるということを意識したオサンポは、その名の通り、散歩がメインの使い方ということもあり、インテリアはシンプルかつわかりやすさを基本としました。
メーターは、スピード計とシフト位置といった運転に必要な情報のみの表示としたほか、助手席前のダッシュボードに設けられたアクリルカバー付き小物入れには、折り畳み傘やペットボトル、サングラスなど、ちょっとした外出時に使うような小物を入れておける工夫が施されています。
ドアのインナーハンドルが部屋のドアノブのような意匠になっていたり、ドアを閉めるときに引っ張るための布ベルトが付いていたりと、どこかで見たことがある形状を用いることでわかりやすさを表現したといいます。
また、シートの座面やヘッドレストにファスナーが付いているのもポイントのひとつ。通常、クルマのシートの脇に目立たないように付けられているファスナーを、オサンポではあえてデザインのアクセントとして取り入れました。
なお、防水加工が施されたシートカバーは外して洗うことも可能となっており、ファスナーはデザイン性と機能性を両立しているといいます。
さらに、クルマはグローブボックス奥に配置されるカーエアコンの部品をダッシュボードの真下に縦置きし、助手席の足元空間を広く確保。スケルトンとすることで機械が丸見えになるなど、面白い演出も加えられました。
オサンポはコンセプトカーということで具体的なスペックは未定である一方、電気自動車であることは決まっています。
前出の担当者は、「EVは航続距離に課題がありますが、それを逆手に取り、近場を少し運転するにはちょうど良いと思い、電気自動車の軽コンセプトカーとしてオサンポを作りました」とコメントしています。
※ ※ ※
オサンポが市販化されるのかという点も気になるところですが、市販化の予定は未定とのこと。今回のジャパンモビリティショーでの展示が好評であれば市販化も実現するかもしれません。
なお、今回は屋根がない作りとなっていますが、もしも実際に販売されることになった時には屋根が付くことになるそうです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産 新型「“3列7人乗り”ミニバン」初公開に大反響! 全長“5m”級&大開口スライドドア! 利便性バッチリな「エヴァリア」フランス登場! 日本販売熱望の声も
全長9m! 2000万円級のいすゞ「新型モデル」発表! 6速AMT搭載で「豪華仕様」も設定! 機能向上した「新ガーラミオ」発売
名古屋から豊橋まで無料でノンストップ! 国道23号のバイパス「名豊道路」がもうすぐ全線開通。
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
ダイハツの「4ドア“クーペ”」!? 全長4.2mボディ×旧車デザイン採用! まるで「小さな高級車」な豪快内装もイイ「DNコンパーノ」とは
フェラーリ初のSUV「プロサングエ」買うなら年収はいくら必要? 価格未公表の「超人気モデル」を手に入れるために“お金よりも必要なもの”とは?
トヨタ 新「プリウス”スポーツカー”」に大反響! “GT風”バンパー&重低音マフラー採用! ド迫力エアロの「ハイブリッドスポーツカー」7月発売へ
初見じゃ動かすコトすらキツイかも…今でいう[マツダ6]的存在!? な[アンフィニMS-8]の内装が衝撃すぎ
トヨタが『GRクラウンスポーツ』を計画中!? 新たな高性能フラッグシップSUV登場となるか
「景色も何もない。真っ白です」Juju、SF初ウエットレースで視界に驚く/第3戦SUGO
みんなのコメント
決して屋根なしコペンではない。ダイハツは最近、コンパーノをオマージュにしたショーモデル出したり、ロッキーという名を復活させ、塗装色にコンパーノレッドと名付けたり、何かと大昔のプロダクツを想起させる試みをやっているようだ。
それ、ただの軽バンでは…