現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 夫婦で楽しむアバルト「595コンペティツィオーネ」の秘訣は?…「若い頃に国産ホットハッチで感じたワクワクを思い出しますね」

ここから本文です

夫婦で楽しむアバルト「595コンペティツィオーネ」の秘訣は?…「若い頃に国産ホットハッチで感じたワクワクを思い出しますね」

掲載
夫婦で楽しむアバルト「595コンペティツィオーネ」の秘訣は?…「若い頃に国産ホットハッチで感じたワクワクを思い出しますね」

サーキットイベントに必ず夫婦で参加するアバルトオーナー

身近なイタリア車であるフィアット、アバルト、アルファ ロメオ用のアフターマーケット向け高性能パーツの開発およびトータルマネージメントを手がける「アッソ・インターナショナル」が主催している「ASSO Driving Pleasure Giorno Della Famiglia 2024」は、サーキットでのパレードランを楽しむことができるイベントです。今回は、富士スピードウェイで開催された会場で気になったアバルトオーナーを紹介します。

「アバルト595」の走りが繊細かつキレッキレに!「KW」の2WAY車高調でスポーツ走行の楽しさが大幅アップです【デモカー試乗】

夫婦でアバルトの走りを楽しむ

「子どもが社会人になって手が離れたので、以前から好きだったキビキビ走れるコンパクトなクルマを購入しました。それまでのクルマ選びは家族優先でしたからね。夫婦2人で乗れればいい、という状況になったわけですが、いざというときにリアシートがあったほうがいいので、実用的でありながら本格的なスポーツ走行も楽しめるアバルトを選びました」

愛車を眺めながら話してくれた後藤竜一さん(59歳)/かおりさん夫妻は、2024年3月17日に富士スピードウェイで開催された「ASSO Driving Pleasure Giorno Della Famiglia 2024」に参加していた。今回取材させてもらった2021年式のアバルト「595コンペティツィオーネ」は、後藤さん夫妻にとって2台目のアバルトだ。1台目の595コンペティツィオーネを購入したのは2016年のことで、その個体のボディカラーはソリッドグレーのグリジオカンポボーロだったという。

「アバルトは、ずっと気になる存在だったんですよ。それでいざ乗ってみたら、とにかく運転するのが楽しかった! もう、それに尽きます。サイズ感と操る楽しさから、若い頃に国産車のホットハッチで走り回っていたことを思い出しました。あのときのワクワクドキドキした気持ちを再び感じることができたのです」

後藤さん夫妻は1台目のアバルトに5年乗り、2回目の車検が来たときに手放した。その理由をこう教えてくれた。

「グリジオカンポボーロの595コンペティツィオーネを購入したディーラーが、2回目の車検時にちょうど移転オープンするタイミングでした。そこでご祝儀というわけではありませんが、車検には出さず新車に乗りかえることにしました」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

日常使いやイベント参加に加えて、ときどきサーキット走行も

普段はどのような使い方をしているのか伺うと、このように話してくれた。

「ふたりともMT仕様が苦ではないので普段の足として使い、今回のように夫妻揃ってイベントに参加するときにも活躍してくれます。ときどきサーキットを走っていますね。現在の総走行距離は2万5000kmです」

聞くと、竜一さんはサンデーレーサーとしてサーキットランを楽しんでいるのだという。

「サーキットを走るための最低限のチューニングとして、ブレーキパッド、ブレーキフルード、タイヤを変えています。ドライビングスクールをはじめ、サーキットで開催されるイベントにたびたび参加していますよ」

クルマ好きだけに限らず趣味人特有のあるあるで、どうしても家族、友人、パートナーなどを置き去りにして独りで出かけがちになるが、後藤さん夫妻は例外で、サーキットランの際にも必ず2人で参加している。コースインするのは竜一さんだが、かおりさんもピットやパドックで楽しい時間を過ごしているのであった。

「乗り換えるとしても、やっぱりアバルトがいいですね。本当は左ハンドルのMT車が欲しいのですが、それだと奥さんが運転しづらいので、やっぱり3台目も右ハンドルになりますかね」

このやさしさが夫婦円満の秘訣なのだということを、富士スピードウェイのパドックでじっくり学ぶことができた。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
AUTOSPORT web
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
AUTOSPORT web
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
ベストカーWeb
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
AUTOSPORT web
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ベストカーWeb
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
AUTOSPORT web
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
ベストカーWeb
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
Auto Messe Web
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
AUTOSPORT web
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
AUTOSPORT web
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
AUTOSPORT web
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
AUTOCAR JAPAN
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
Auto Messe Web
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
AUTOSPORT web
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
くるまのニュース
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村