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【ロングセラーモデルが新型に】 ホンダ・フリード 「エアー」/「クロスター」 福祉車両も同時発表

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【ロングセラーモデルが新型に】 ホンダ・フリード 「エアー」/「クロスター」 福祉車両も同時発表

新型「フリード」の発売を開始

ホンダは、新型「フリード」の発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は250万8000円~343万7500円となる。

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3代目となる新型フリードは、グランドコンセプトを「“Smile” Just Right Mover(“スマイル” ジャスト・ライト・ムーバー)」とし、人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発され、月間の販売台数は6500台を計画する。

新型フリードの主な特長

パッケージング先代モデルでも好評の、フリードならではの取り回しのしやすいボディーサイズを維持するため、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載による全長の拡大を45mmに留めた。

また、1列目のシート形状を工夫し、ウォークスルーや2列目シートへのアクセス性を向上するなど、さらに使い勝手を高めたという。

インホイールメーターの採用などにより、水平基調でノイズレスなダッシュボードを実現し、すっきりとした前方視界を提供。またベルトラインを水平基調とするとともに、前方から側面を連続性のある視界とし、さらに3列目席は、リアクォーターウインドウを四角基調に変更し先代モデルよりも窓の面積を拡大するなど、全席で明るく開放感を感じることのできる空間を目指したと述べた。

フロントピラーの付け根をタイヤの真上に配置することで、タイヤの位置がイメージしやすく、車幅がつかみやすいデザインとし、フロントピラーの一本化やドアミラーの位置の変更により、ななめ前方の視界をより向上させ歩行者を認識しやすくするなど、運転時におけるさらなる安心感を提供することを目指したとホンダは述べる。

3列目シートは、座り心地の良さはそのままに、シート構造部の軽量化と薄型化を実現。また、シート跳ね上げ時の固定位置を低く、ほぼ垂直とすることで、荷室への張り出し量を最小限とし、畳んだ際のシート間の距離を現行より約160mm拡大。荷室の使いやすさと自由度もあわせて向上した。

デザインやパワートレインは?

デザイン

顧客の生活スタイルに合わせて選べるよう、上質で洗練されたシンプルなデザインの「フリード・エアー」、力強く遊び心に溢れるデザインの「フリード・クロスター」の2タイプを設定し、それぞれの個性をより際立たせた。

エクステリア

クルマ全体をシンプルな造形かつ上質なデザインとするとともに、信頼感とクルマとしての使い勝手の良さを感じさせるスタイリングを目指したという。

フロントは、ヘッドライトやフロントグリルのシャープな造形により、凛とした表情を創出し、親しみやすさと所有する誇りを表現。

サイドは、ヘッドライトからキャラクターライン、リアライセンスガーニッシュまで、繋がりのある水平基調のラインで構成するとともに、高度なプレス技術によるシャープなキャラクターラインの造形を用いることで、シンプルでありながらクオリティーの高さを感じさせるデザインとした。

リアは、安定感がありスタンスの良い台形のフォルムや、先代モデルより低い位置に縦基調に配置したリアコンビネーションランプなどにより、走りの良さや広い室内空間を外観からイメージできるデザインを目指した。

フリード・クロスターは、フリード・エアーで作り上げた信頼感のあるデザインをベースに、クロスター専用のブラックのフロントバンパーやホイールアーチプロテクター、サイドシルガーニッシュ、また、高輝度シルバーの専用フロントグリル、リアロアガーニッシュ、ルーフレールなど、さまざまな専用装備を採用することで、フリードのもつ個性を生かしながらもアクティブな活動を後押しする力強さを表現しているという。

インテリア

視覚的ノイズの少ないシンプルな構成とし、ストレスなく操作ができ、使う人がゆったりとした気持ちになれる空間を目指した。

7インチTFT液晶メーターは、速度や現在時刻など、必要最小限の情報に絞り込んだシンプルな表示とし、見やすさとわかりやすさを追求。またセンターパネルは、運転に関する操作スイッチと空調などのスイッチを左右でゾーニングして配置することで、運転時も直感的にスイッチ類を操作できるようになったという。

ダイナミクス

運転に不慣れな人でも安心して運転できることや、同乗する人に不安を感じさせない穏やかな乗り心地の実現など、乗員全員のこころに余裕をもたらすようなダイナミクス性能が目指されたという。

ボディー剛性バランスを適正化し、ドライバーの意思に忠実に応える、素直で安心感の高いハンドリング性能を追求。また、サスペンションのフリクションを低減し、荒れた路面の走行や段差を乗り越す際の振動を抑制することでさらに快適な乗り心地を実現したとホンダは述べた。

パワートレイン

ハイブリッドモデルには、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」をフリードとして初搭載。1.5L DOHC i-VTECエンジンを搭載したガソリンモデルもラインアップしている。

e:HEVモデルのエンジンは、先代ハイブリッドモデルに対して燃焼を高速化し、フリクションを低減することで最大熱効率を40%以上に引き上げ、走りと燃費をより高い次元で両立させたと語る。また、モーターならではの低速域からの力強い走りを提供しつつ、乗る人全員が安心できる穏やかでスムーズな走りを実現した。

ガソリンモデルでは、静粛性に優れたポート噴射エンジンを採用。CVTは、フリクションの低減により伝達効率を向上させるとともに、ローレシオ設定により多人数乗車時にもスムーズな加速を提供する。

ホンダ独自の「リアルタイムAWD」を、ハイブリッド・ガソリン両モデルに設定。雪上走行や悪天候時においても安定したドライビングを提供することを目指した。

特にe:HEVとの組み合わせにおいては、モータードライブの特長である大トルクを、素早く最適に駆動配分することで、さまざまな路面環境でより安定感のある走りを提供するという。

安心・安全領域と機能一覧

先進の安全運転支援システム「ホンダ・センシング)」を全タイプに標準装備。フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを採用し、さらなる安心・安全を追求したと述べた。

搭載機能一覧

1)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2)誤発進抑制機能
3)後方誤発進抑制機能
4)近距離衝突軽減ブレーキ
5)急アクセル抑制機能
6)歩行者事故低減ステアリング
7)路外逸脱抑制機能
8)渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール<ACC>
9)車線維持支援システム<LKAS>
10)先行車発進お知らせ機能
11)標識認識機能
12)オートハイビーム
13)アダプティブドライビングビーム
14)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支機能)
15)ブラインドスポットインフォメーション
16)パーキングセンサーシステム
17)後退出庫サポート

スロープ車とリフトアップシート車

またホンダはフリード・クロスターをベースに、スロープ車とリフトアップシート車を設定した。こちらのメーカー希望小売価格(税込)は297万7000円~329万5000円となる。

スロープ車は、電動ウインチ(速度調整機能・進路補正付)とスーパーフレックススロープを設定。普段のお買い物やレジャーシーンで使用できるとともに、介護用途における利便性を追求することで、生活スタイルの変化に適した多様な使い方により、幅広い層に使用可能なクルマを目指した。

また、リアヒーターダクト(車いす乗車スペース用)に加え、リアクーラーをフリードとして初めて備えることで、2列目や車いす乗車スペースにおいても快適な車内環境を提供する。

さらに、今回の新型フリードから型式指定自動車としてラインアップすることで、持ち込み登録の手間が省け、納車までの時間が短縮されたことも大きい。

リフトアップシート車は、助手席のシートの回転から昇降まで、すべて電動で操作を行うことで、車いすや杖を利用する顧客にとってストレスの少ないクルマの乗り降りを実現し、また、シートの背もたれの角度やシートポジションの電動調整を採用し、シート調整のしやすさを追求。

さらに、車いすの方もシートに乗り移ることで、長距離でも快適な移動の実現を目指したと付け加えている。

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みんなのコメント

3件
  • ********
    ザ・ファイナル・タカヒロ
    2024/6/30 18:44
    >ミセスも3人とも買ったみたいだし案外安いし


    アホンダは何で平気で嘘吐けるんだろうな(笑)
  • ぱんだ
    商用車にしか見えない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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