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ドラッグレーサーなのにフルEV! フォード マスタングがゼロヨン8秒切りに挑む【動画】

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ドラッグレーサーなのにフルEV! フォード マスタングがゼロヨン8秒切りに挑む【動画】

Ford Performance Mustang Cobra Jet 1400 prototype

フォード パフォーマンス マスタング コブラ ジェット 1400 プロトタイプ

ドラッグレーサーなのにフルEV! フォード マスタングがゼロヨン8秒切りに挑む【動画】

ワンオフのドラッグレース用EVマシン

フォードモーターで高性能車や高性能パーツの開発を手掛けるフォード パフォーマンス部門は、ワンオフのEVドラッグレーサーコンセプト「マスタング コブラ ジェット 1400」を公開した。

マスタング コブラ ジェット 1400は、1960年代後半にドラッグレース界で活躍したマスタング428コブラジェットにオマージュを捧げている。詳細は明らかにされていないが、最高出力1400hp以上、最大トルク1490Nm超えのモーターを搭載する。

スタートから8秒以下で270km/h超え

スタートから170mph(約274km/h)に達するまでかかる時間は8秒足らずを標榜。1/4マイル(約402m)を一滴の燃料も使わず無音で滑走するというコンセプトだ。発進直後から最大のパフォーマンスを発生するEVの特性を最も活かせる舞台として、ドラッグレースの世界を想定している。

フォード パフォーマンスのグローバル ディレクター、マーク・ラッシュブルックはこのプロジェクトを「フォード パフォーマンスで働くすべての人間にとってのチャレンジ」と語る。

「コブラジェット 1400は、電気パワートレインを積んだレーシングマシン開発ののろしを上げるモデルです。レース界で多くの経験を重ねてきた我々は、達成すべき性能のベンチマークをすでに持っています」

2020年後半にドラッグレースイベントでプレミア予定

コブラジェット 1400は、2020年後半にドラッグレースイベントでワールドプレミアする計画。現在はそれに向けてテストを実施している。また、米自動車メディア『MotorTrend』のオンデマンド配信番組『Hard Cell』で段階的に詳細を明らかにしていくという。

フォード パフォーマンスは車両製造およびチューナーのMLe Racecars、シャシー開発・ロールケージ製作のWatson Engineering、ソフトウェア・モーターキャリブレーションのAEM EV、インバーター・モーター供給のCascadiaと協力してコブラジェット 1400プロジェクトを推進していく。

フォード パフォーマンスが公開している特別動画では、モーター音とタイヤスモークを盛大に放ちながらテストを行うコブラジェット 1400の様子を配信している。

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