大阪・舞洲が舞台
text&photo:Shinichi Ekko(越湖信一)
【画像】26th マセラティ ディ【写真レポート】 全45枚
今年で26回目を迎えるマセラティ・クラブ・オブ・ジャパン(MCJ)にとって年間最大のイベント、「マセラティ ディ」が大阪市の舞洲にて開催された。
今回はマセラティ・ジャパンが開催するカスタマー・イベント、「マセラティEXPO」との同時開催とし、新旧数多くのマセラティが舞洲に勢揃いした。
例年同様に日本全国より熱心なマセラティスタが100名近く集まり、盛況のうちにイベントが開幕。1日目となる11月9日土曜日は、舞洲にある「太陽の広場」に参加車両が集結し、製造年代順にディスプレイ。
今回はクラシック・レーシング・マシンであるA6 GCSや希少なスーパースポーツであるMC12も加わり、ヴァラエティに富んだ展示となった。
いまやネオクラ 3200GT人気
今回のマセラティ ディで参加台数が一番多かったのは、すでにネオ・クラシックとして人気が上昇している3200GTだった。
このほかにクラシック・モデルは3500GTからギブリI、セブリング、インディが集まり、このほかビトゥルボ系、フェラーリ・エンジン・ジェネレーション、そして最新モデルまでが一堂に並んだ。
ガラ・ディナーはロッジ舞洲のバンケットルームで行われ、マセラティ本社から届いたウェスター・チーフエクゼクティブ・チェアマンのメッセージとともにスタート。
マセラティ・アジアン・パシフィックのルカ・デルフィーノ氏、マセラティ・ジャパンCEOグイド・ジョバネッリ氏と、そしてイタリアからのゲストも参加いただきインターナショナルな顔触れがそろった。開宴するとメンバー同士の会話も弾み、和やかな雰囲気のうちにディナーは進行していった。
2日目はコンクール賞典授与
マセラティ ディの2日目は再び「太陽の広場」へと戻り、愛車を前に恒例のオーナー・インタビュー。その後スティールとビデオの撮影が行われた。
続いてマセラティ ディ・コンクール・デレガンスの賞典授与セレモニーが、マセラティEXPOの会場内放送で実況されつつ進められた。
コンクール・デレガンスのグランプリにはインディが選ばれ、マセラティ・ジャパン賞には初代ギブリSSが。遠来賞はクアトロポルテIVエボルツィオーネ、グランカブリオなどに授与された。
そしてマセラティ ディの最後を締めるのは、パレードランだ。マセラティ・ジャパンEXPOの参加者が見守る中を出発し、大阪ベイエリアを巡るショートツーリングへ。
これですべてのプログラムが終了し、2019年マセラティ ディは盛況の内に幕を閉じた。
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