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歴代セダンを30年乗り継ぐ「カローラ一筋」のマニアがGRカローラに乗ってみた! 「らしさ」が残っていて安心したその走りとは?

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歴代セダンを30年乗り継ぐ「カローラ一筋」のマニアがGRカローラに乗ってみた! 「らしさ」が残っていて安心したその走りとは?

 この記事をまとめると

■歴代カローラに乗り継ぐ筆者がGRカローラに試乗

これでいいのか日本の新車販売方法! カローラを買って実感した現状とは

■想像以上の扱いやすさ、運転しやすさに驚いた

■カローラらしさが失われていないようにも感じた

 カローラスポーツにも手の込んだ改良が行われた

 先日GRカローラに試乗する機会に恵まれた。筆者はトヨタ・カローラセダンを30年間ほど乗り継いできているのだが、一貫していわゆるファミリーグレードを乗り継いできているので、歴代カローラのスポーツ仕様とは無縁のカローラライフを過ごしてきたので、スポーツ系カローラを運転するのもほぼ初めてといっていいだろう。

 GRカローラを試乗する前に、一部改良後の際に2リッター直4エンジン(HEV/ハイブリッド車ではない)を搭載したトヨタ・カローラスポーツも試乗することができた。カローラスポーツの運転を始めた瞬間、改良前モデルより走りのイメージが格段にアップしていることに気がついた。聞いたところではGRカローラを開発するにあたり、そのベースとなるカローラスポーツも相当手の込んだ改良を行ったとのことで、それは街なかを軽く流していても伝わってきた。

 新搭載された2リッター直4エンジンは新世代ダイナミックフォースタイプとなる。筆者は改良前の現行カローラセダンの1.8リッターエンジン(旧世代タイプ)搭載車に乗っているが、明らかにエンジンが軽量化されているのが伝わり、さらに加速イメージも明らかにスムースなことに驚かされた。ハンドリングも「えっ、これでカローラ?」と驚いてしまうほどしっかりしたものとなっていた。

 筆者は本稿執筆時点では、改良後のカローラセダン(ICE[内燃エンジン]搭載車)の納車が間近に迫っている。改良でカローラスポーツ同様に2リッターエンジンの新搭載を願っていたのだが、セダン及びツーリングは1.5リッター3気筒エンジンとなってしまった。そもそも現行カローラセダン及びツーリングは全長を短くし、全幅を狭くしたナローボディ仕様なのに対し、カローラスポーツは海外仕様と寸法が同じとなるグローバルカローラとなっているので、カローラスポーツに乗り換えるだけでも印象はかなり良く感じてしまうのである。

 カローラユーザー歴の長い筆者も安心

 そこでさらにGRカローラを試乗することができた。黒系のボディカラーとなる試乗車はGRらしいワイルド感があるものの、思っていたよりはおとなしく見えたのが第一印象。リヤにまわると三連のエキゾーストが目を引き、フロントよりリヤのほうが主張というものを感じた。

 インパネの印象はメーター表示が異なるものの基本的には筆者のカローラセダンと大きく差があるわけではない。MTということもあり、パーキングブレーキが電子制御式から一般的なレバーになっていたので、すでに電子制御で自動解除に慣れていたため、そこは最初てこずってしまった。ダッシュボードや基本的操作は慣れているので、スポーツマシンという緊張感はなかった。6速MTは想像以上に扱いやすいものであり、力を入れなくともテキパキとシフトチェンジを行うことができた。

 走り出しもあくまで想像していたよりもというレベルとなるが、意外なほど運転しやすいことにも驚かされた。そこはカローラと名乗るだけあり、見た目はGRと車名がつくものの、多くのドライバーが運転することも意識しているように見えた。もちろん前後駆動配分などの走行モードが用意されているので、腕に自信がある人はよりスパルタンな走りを楽しむことも可能である。

 搭載エンジンは1.6リッター3気筒ターボとなるが、一般的な市街地走行では3気筒を意識することはなかったが、ベタ踏みしての加速時などは3気筒らしいエンジンサウンドが聞こえてきて、それはけっしてネガティブなものではなく元気いっぱいという感じで好感が持てた。

 試乗するまでは暗にベース車両に元気のいいエンジンを搭載し、足まわりを固めたりしただけの元気仕様のクルマなのかと思っていたが、それではカローラシリーズのスポーツグレードとなってしまうだろう。GRと名乗るだけあり緻密に総合的にまとめあげているのだが、そこにはカローラらしさが失われておらず、カローラユーザー歴の長い筆者としては妙に安心してしまった。

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みんなのコメント

19件
  • 「カローラらしさ」をわかりやすく書いてほしかった。
  • マガジンエックスの電話番のくせに一丁前のライター気取りで、しかも自称カローラせんせい、ってキモすぎるぜ、ボローラ小林。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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