開業は2022年を予定
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、千葉県南房総にアジア初の会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を建設中だ。オリジナルのロードコースを白紙から設計し、プライベートガレージや専属メカニックを擁するのはもちろん、スパやフィットネスジムも併設。まさしく“エンスージアストのための楽園”といえる新しいカタチのリゾートを目指している。
豪華な会員制ドライビングコース「THE MAGARIGAWA CLUB」の最新情報到着! コースカメラや舗装にも独自のこだわりを注入
2022年の開業を目指す「THE MAGARIGAWA CLUB」は2020年6月に起工式を実施。現在、広大な敷地内では大規模な工事が日々進められている。その目玉は、なんといってもティルケが独自に設計した唯一無二のロードコースである。
F1の大家ティルケがコースを設計
F1サーキット設計の大家であるTilke Engineers & Architects(ティルケ エンジニアーズ アンド アーキテクツ)が設計を手掛けたのは、800mのストレート、22のコーナー、獲得標高差250mという豊かな起伏をもつ全長3.5kmのトラックだ。2本の長いストレートをもつコースはスーパーカーのポテンシャルを解き放つために考え抜かれたもの。さらに、レースの開催を目的としていないからこそ実現できた「アマチュアドライバーが自然にドライビングを楽しめる」設計になっている、とコーンズは主張する。
そのロードコースには、世界の主要サーキット同様に、常にドライバーの安全を見守る「目」となるコースカメラが設置される。「THE MAGARIGAWA CLUB」の場合、コース全域を死角なしに投影できるよう厳密に検証を重ねた結果、22箇所へカメラを配置することになったという。すべてのカメラは自在に向きを変更できるのはもちろん、ズーム機能も備える。
縁石内にカメラを埋め込む計画も
カメラ配置場所の検証には先進のドライビングシミュレーターも駆使した。徹底的に作り込まれたコースデータに基づき、車両が通過する映像を作成してカメラ位置や画角を慎重に検討。
漏れなくコースを監視できるスポットにカメラを置く一方で、S字コーナーの連続するエリアには縁石内にカメラを埋め込む計画も。愛車が勢いよく駆け抜けていく姿を、ドライブの後でゆっくり映像で楽しむ──そんな楽しみを用意してくれるようだ。
専用のアスファルトも開発中
「THE MAGARIGAWA CLUB」のロードコースは舗装にも徹底してこだわっている。車両の性能を十分に引き出しながら、安全性と耐久性をもしっかり確保した専用アスファルトを開発するべく、様々な実験やデータ収集を実施。日本自動車研究所(JARI)テストコースで走行テストなどを行ってきた。最新のスーパーカーからクラシックカーまで多彩な車両の走行を見据えて、試験車両にはフェラーリ F355と458 スペチアーレ アペルタなど、新旧両方のモデルが使用されている。
順調に建設が進むアジア初の会員制ドライビングクラブ。ロードコース以外にも、専用のピットビルディングやガレージなど、注目すべきポイントは多岐にわたる。少しずつ明らかになるその全貌を、今後も逐一追いかけていきたい。
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