2019年10月3日、レクサスはフラッグシップ サルーンのLSを一部改良して発売した。
ハイブリッド車のセッティングも改良
LSはレクサスのフラッグシップ サルーンだ。1989年に初代がデビューしたときは、日本では「トヨタ セルシオ」の車名で販売されていたが、2006年に発売された4代目からは日本でもレクサス LSを名乗る。現行型は、2017年に発表された5代目で、6ライトのキャビンはクーペ風のシルエットとなり、先代までとはスタイルを一新している。
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今回の一部改良では、FR車のダンパー(ショックアブソーバー)にAWD車と同様の伸圧独立オリフィス(ショックアブソーバーの伸び/縮みで、それぞれに適したオイル流路のオリフィスを設定するバルブ機構)を採用。これにより、減衰力の可変幅を拡大し、摩擦を低減して乗り心地を向上させたという。
また、ランフラットタイヤは補強層構造を最適化(Fスポーツを除く)し、AVS(アダプディブ バリアブル サスペンションシステム)やリアサスのマウントをチューニングすることで、LSならではの上質な走りを進化させた。
ハイブリッド車のLS500hは、加速時のバッテリーアシストの量を増加させ、アクセル特性を変更して駆動力と静粛性を高めている。「エグゼクティブ」グレードは、左リアシートのフットスペースや前方視界を広げたエンターテインモード(リアシートエンターテインメントシステム装着車)や、リアマルチオペレーションパネルの操作性を高めて(エグゼクティブ、バージョンLに標準設定)、リアシートの快適性を向上させている。
車両価格(10%税込)は、LS 500(3.5L V6ツインターボ)が、LS500(2WD)の999万6000円~LS500 エグゼクティブ(4WD)の1569万1000円。LS500h(3.5L V6+モーターのハイブリッド)が、LS500h(2WD)の1142万2000円~LS500h エグゼクティブ(4WD)の1711万7000円。パワートレーンのスペックなどに変更はない。
[ アルバム : レクサスLS 一部改良 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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