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まさかのあのクルマも!? 車中泊におすすめのクルマ3選

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まさかのあのクルマも!? 車中泊におすすめのクルマ3選

クルマを手に入れたら一度はしてみたいのが車中泊です。ただ、現実的には、車中泊のためを考えてクルマを選ぶというのは難しいもの。そこで今回は、実用的なクルマの中で、車中泊にオススメなクルマを3つ、ピックアップしてみました!

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●コロナ禍で注目される車中泊
車中泊とは、その名の通りクルマの中で寝泊まりをすることです。お金を掛けずに旅行できる方法として以前からひそかな人気のあった車中泊ですが、最近ではアウトドアブームに加え、コロナ禍でも安心して旅行を楽しめることから、さらに脚光を浴びるようになりました。

そんな車中泊ですが、車内で快適に過ごすことを考えると、トヨタ・ハイエースのような大型のバンが適していることは言うまでもありません。しかし、毎週のようにキャンプへと行くような人ならともかく、年に数回程度の車中泊のために、大型のバンを購入するというのはなかなか勇気がいるものです。

そこで今回は、あくまでも実用的なクルマの中から、意外と車中泊にも活用できてしまうクルマを3つ、ご紹介します!

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●「日本で一番売れているクルマ」は車中泊にもGOOD!ホンダ・N-BOX
最初にオススメするのはホンダ・N-BOXです。7年連続で軽自動車の販売台数No.1に輝いているように、N-BOXは日本で最も実用的なクルマのひとつと言えます。

そんなN-BOXは、軽自動車らしいコンパクトなサイズでありながら、想像以上の室内空間の広さが大きな魅力です。その秘訣は、ホンダ独自の技術である「センタータンクレイアウト」にあります。

通常は後部座席の下や荷室の下に置かれることの多いガソリンタンクですが、N-BOXでは前席の下に配置。その結果、後部座席から荷室にかけて、広大かつフラットな空間を作り出すことに成功しています。

「センタータンクレイアウト」によって生み出された空間は、余裕のある後部座席の足元スペースや広くて使いやすい荷室にも貢献していますが、車中泊にもメリットがいっぱいです。

N-BOXの室内長は2240mmとクラストップレベルです。加えて、1400mmの室内高を持っているため、子どもはもちろん、大人でも車内で着替えをしたりちょっとした作業をしたりすることができそうです。

そんなN-BOXには、広大な室内空間を活かした多彩なシートアレンジが用意されていますが、完全なフルフラットを作り出すことはできないので注意が必要です。ただ、インターネット上では、N-BOXで車中泊を行なう人向けのベッドキットなどが多く売られているので、気になる人はチェックしてみると良いかもしれません。

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●車中泊に特化した機能やアクセサリーが満載!ホンダ・フリード+
続いて紹介するのはホンダ・フリードです。2021年の新車販売台数ランキングでは登録車全体の10位にランクインするなど、その人気は折り紙付きのフリード。なかでも、2列シート仕様で長い荷室を確保したフリード+は、車中泊にもオススメの1台です。

フリード+最大の特徴は、まさに車中泊を意識した「おやすみモード」というシートアレンジが用意されていること。「おやすみモード」では、2列目シートからラゲッジルームまでがほぼ完全なフルフラットになり、奥行き1850mm×幅1130mmのベッドルームを作り出すことができます。

そのままでも横になって休むことができますが、ホンダ純正アクセサリーとして用意されている、厚さ約3cmの「ラゲッジクッションマット」を使うことで、まるで本物のベッドのように快適な睡眠をとることができるのがうれしいポイント。さらに、同じく純正アクセサリーの「プライバシーシェード」や、「ACコンセント」、「ルーフラック」などを使えば、さらに快適な車中泊となることは間違いありません。

フリードシリーズには、アクティブなスタイルの「クロスター」も設定されているから、キャンプ場でも注目を浴びることは間違いなし! 現行モデルは2016年に登場しているので、そろそろフルモデルチェンジのあったのですが、2022年6月にマイナーチェンジを受けたことで、次期型の登場ももう少し先になりそうです。

>>ホンダ フリードの詳細はこちら

●まさかフルフラットになるとは…トヨタ・GR86/スバル・BRZ
最後はちょっと変わり種として、トヨタ・GR86とスバル・BRZをオススメしたいと思います。2ドアのスポーツカーが「実用的」であるかどうかは微妙なところですが、一見すると車中泊なんて絶対にできないようなスタイリングのクルマで、車中泊しちゃうというのはクールと言えるかも?

GR86/BRZには、申し訳程度の後部座席が備わっていますが、これを前方に倒すことで、トランクルームからつながるフラットな空間が登場します。運転席と助手席をめいっぱい前に寄せれば、1800mmほどの奥行きを作ることができます。斜めに寝れば、身長180cmの人でも足を伸ばせるほどのスペースができるのは驚きです。

もちろん、全高が低いこともあって窮屈感は否めません。また、後部座席の足元空間を埋めないと奥行きをフルに活用することができないため、多少の工夫が必要だったりもします。

それでも、いわゆる「ハコ型」のクルマでなくても車中泊ができるのは、スポーツカーファンにとっては朗報と言えるのではないでしょうか。

>>トヨタ GR86の詳細はこちら
>>スバル BRZの詳細はこちら

●車中泊をする際はルールとマナーを守って!
今回紹介したように、ハイエースのようなバンではなくても、工夫次第で車中泊を楽しむことは十分可能です。一方、最近では道の駅やコンビニエンスストアの駐車場など、車中泊が禁じられている場所での迷惑行為も問題となっています。

ルールとマナーをしっかりと守り、安全かつ快適に車中泊を楽しむようにしましょう。

文:ピーコックブルー

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みんなのコメント

21件
  • トヨタの3ドアハッチバックは後席をたためば広いラッゲージスペースができて便利だった。
    今から30年も前になってしまうが、学生時代、独身時代にはカローラⅡやセリカで
    晴れなら公園のベンチで野宿、雨なら車中泊をしながら全国を旅したものです。
  • 車中泊に過剰反応する変態猿がまた暴れてるね
    カービューに寄生してる自慰猿
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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