メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1オーストラリアGPの決勝レース終盤、雨が強まったタイミングでインターミディエイトタイヤへの交換を自ら決断。これにより、3位表彰台を手に擦ることができた。
2025年のF1開幕戦オーストラリアGPは、雨が降っているタイミングで決勝レースがスタート。その後雨が止み、路面も乾いていったことで各車ドライタイヤに履き替えたが、再び雨が降り始めた。
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これにうまく適応し大きく順位を上げたチームもあれば、逆に判断が裏目に出てポイント獲得を逃したチームもあった。
ラッセルは的確に状況を判断し、いち早くインターミディエイトタイヤに交換。これにより、今季初戦で表彰台を獲得することができた。昨年限りでルイス・ハミルトンがチームを離れたため、今やチームリーダーとして立ち振る舞わなければいけないラッセル。今回の決断は、その自信が高まっていることの証明と言えるかもしれない。
「まさに生き残りをかけたレースだった。インターミディエイトからスリックに換え、レース中盤には再び雨が降り始めた。戦略面で言えば、僕がこれまでに下した決断の中で、おそらく最も決定的な決断だった」
ラッセルはレース後にそう語った。
「オスカー(ピアストリ)とランド(ノリス)がコースアウトしたコーナーをクリアした時、僕は『ピットに入るよ! 今すぐにだ』と思った。そしてピットから出てくると、最初のふたつのセクターではおそらくスリックタイヤよりも6秒遅かったけど、最後のセクターではたぶん10秒くらい速かった。何が起きるか分からなかったよ」
チームのスタッフたちとの信頼関係も強まっていると、ラッセルは説明する。
「今朝は、全員が一丸となって、素晴らしい会話とミーティングができた」
「ストラテジストとエンジニアの全員が、それぞれの状況で何が必要かを正確に把握していた。路面が乾いていく時や濡れていく時、誰が判断を下すのか、そして僕には何が必要なのかということをね」
「そしてご存じのとおり、過去18ヵ月を振り返ると、こういう難しいレースは僕らにとっての強みではなかった。だから今日は、とにかくこういう結果を勝ち取ることに集中していた。僕らは素晴らしい仕事ができたと思う」
メルセデスにとって素晴らしいのは、ラッセルの3位だけではない。チームメイトで、F1ルーキーでもあるアンドレア・キミ・アントネッリも4位に入り、大量27ポイントを獲得することができたのだ。しかもアントネッリは、5秒のタイムペナルティがレース後に取り消されたため、このデビュー戦での好結果を手にできた。
これによりメルセデスは、コンストラクターズランキングでは首位マクラーレンと同点の、2番手という絶好のスタートを切れたということになる。
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