■外観はレーシングカーなのに公道走行可能!?
1980年代、ヨーロッパの耐久レースで活躍したポルシェのレーシングカーのカラーリングを忠実に再現したレプリカ車が、日本の中古車市場で販売されています。
【画像】なぜポルシェにスバルエンジン搭載? 激レア仕様の個体を写真で見る!(17枚)
レプリカの元となるレーシングカーは、1980年代に活躍したポルシェ「956」です。このクルマは、ルマン24時間レースをはじめとした耐久レースに出場し、ポルシェに栄光をもたらした名車といえます。
そんな当時のポルシェのレーシングカーを細かく再現したこのレプリカ車ですが、当時のスポンサーとしてついていた「ロスマンズ」のカラーリングは、実際にレースに参戦していたモデルと瓜二つといっても過言ではありません。
ベースとなるのは、ニュージーランドのSAKER「GT」というモデルです。
SAKERは、おもにレーシングカーを製作するメーカーで、実際に数々のレースにも参戦し、そのノウハウを活かしてGTのような、ロードゴーイングモデルも製作しています。
GTは、ロードゴーイングモデルであるとはいえ、基本的にはレース用に特別に設計されたモデルであるため、そのスタイリングはレーシングカーそのものであり、956のレプリカ車を制作するベースとして最適なモデルと言えます。
このレプリカ車の心臓部には、スバル製のEZ30ボクサーエンジンが搭載されています。これは、スバル「レガシィ」の3代目モデル(BE/BH型)や、4代目モデル(BL/BP型)に搭載されているエンジンです。
トランスミッションは5速MTとなっており、車両重量930kgと、非常に軽量な1台で、956を意識したスポーティなクルマです。
さらに、このクルマはなんと公道での走行が可能となっています。販売店が車両の改良を行い、車検も取得していることから、日常的に使用することも可能となっています。
この個体の販売店の担当者によると「このクルマはニュージーランドから、ほぼ完成したモデルを輸入しました。オレンジのウィンカーや、カットラインが左上がりになるように調整し、高さ、幅、面積なども、すべて日本の関連法規に適合するように対応しています」と話します。
また、このクルマのセールスポイントについて、同担当者は「スーパーカーと違って、人と被らないところがもっとも魅力的といえます」と希少性の高さが売りとコメントします。
加えて、ユーザーからの反響については「当時のレーシングカーを知っているお客様は、かなり感動してくれる」といいます。
当時ルマン24時間レースに出場していたポルシェのカラーリングを忠実に再現していることから、この見た目に懐かしさを覚えるファンもいるようです。
こちらのクルマの販売価格は非公開とされていますが、ベース車両のGTの車両価格が5万7400ユーロ(約815万円)であることを考えると、少なくとも1000万円以上になると見られます。
※ ※ ※
今回発見されたレプリカモデルの元となる956は、オークションにて、桁違いの価格で取引されています。
ちなみに、このレプリカ車と同じカラーリングの個体は、2015年に1012万ドル(約13億3800万円)という衝撃の価格で落札されました。
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みんなのコメント
エンジンは絶対見えないように写してね
どうりで見えない角度なのかがわかった(笑)
ただこういう車は車検費用や維持費、板金や部品があるのかが気になって自分なら乗れないだろうな・・・。