タフトのパワーユニットは2種。ターボの走りは余裕しゃくしゃく
新型KクロスオーバーSUV、タフトのラインアップはGターボ、G、Xの3グレード構成。全車にFFと4WDを用意する。試乗車はGターボのFF仕様だ。
「最新モデル試乗」これは楽しい! 青空を感じるフレッシュモデル。新型ダイハツ・タフトの愉快なライブフィール
Gターボのパワーユニットは64ps/100Nmを発揮する直3DOHC12Vターボ。自然吸気のG比で12ps/40Nmパワフルだ。走りは力強い。Gも交通の流れに乗るには十分なパフォーマンスだったが、Gターボなら積極的に流れがリードできる。アクセルを軽く踏み込むだけで気持ちよく加速し、高速道路のクルージングは余裕しゃくしゃく。
Gの場合、追い越し時や急坂でパワーモードを選択したくなったが、Gターボは標準モードのまま十分な力強さが味わえた。街乗りだけでなく、ひんぱんに長距離ドライブを楽しむドライバーには、Gターボがおすすめである。
車両価格はG比で12万1000円高。だが、Gターボは、アダプティブクルーズコントロールとレーンキープコントロールが標準装備(Gでは4万4000円のop)。実質的な価格差はさほどではない。アダプティブクルーズコントロールは渋滞時にも威力を発揮する全車速対応タイプ。制御はスムーズかつ的確でドライバーの安心感を高めてくれる。なお、外観上でGターボを見分けるポイントはアルミホイール。Gはシルバー塗装、Gターボは精悍なガンメタ塗装になる。
魅力は開放的な室内。スカイフィールトップが気持ちいい
ターボGの車両価格はG比で12万1000円高。だが、Gターボは、アダプティブクルーズコントロールとレーンキープコントロールが標準装備(Gでは4万4000円のop)。実質的な価格差はさほどではない。アダプティブクルーズコントロールは渋滞時にも威力を発揮する全車速対応タイプ。制御はスムーズかつ的確でドライバーの安心感を高めてくれる。なお、外観上でGターボを見分けるポイントはアルミホイール。Gはシルバー塗装、Gターボは精悍なガンメタ塗装になる。
タフトの魅力は、開放的な室内空間にある。前席上部をガラスで仕上げたスカイフィールトップを標準装備。セミオープン感覚のクルージングが楽しめる。前方に加えて、上方の景色も見られるキャビンは新鮮だった。都会では高層ビルの景観が楽しめ、アウトドアでは自然の息吹がよりリアルに実感できる。トップは固定式のため風は感じられないが、それでも光とワイドな視界が得られるのはうれしい。ガラス面は紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカット機能付き。手動式シェード付きだが、真夏の日差しでも開けたままで快適に過ごせた。
タフトの主要メカニズムは、基本的にタントと共通。ダイハツの新クルマ技術、DNGAが全面投入され、各部の完成度は高い。室内スペースは広く、ラゲッジスペースは使い勝手優秀。静粛性も全般的にハイレベル。大径タイヤの採用で190mmの最低地上高を確保した点も魅力だ。現状でも不満はないが、ボディのしっかり感がアップし、足回りがいちだんとしなやかになれば、満足度は大幅にアップするに違いない。タフトは行動派の名パートナーである。
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