BMW i5:オールエレクトリックのBMW 5シリーズの初テスト。BMWは、現在、新世代の「5シリーズ」の開発に取り組んでいる。ディーゼルやガソリンエンジンに加え、i5、つまり純粋な電気駆動の車も登場する予定だ。我々は後輪駆動と全輪駆動のプロトタイプをテストした。
この新しいBMWで最も重要なことは、我々が体験したことではなく、感じたことだ。我々はその前で膝をつき、車全体を覆っているはずのフィルムを指で触ってみた。そして、自然と歓喜の拍手が沸き起こった。今度の「5シリーズ」には、「7シリーズ」のような、巨大なダブルキドニーグリルが装着されることはなさそうだ。それは、正直、純粋な喜びだ。
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南仏のミラマ(Miramas)。ここは、BMWの試験場で、すべてのプロトタイプに仕上げの作業を施している。そして「5シリーズ」では、多くのファインチューニングを行ったという。ラグジュアリークラスの第8世代は、今秋に発売開始される予定で、当初はディーゼルおよびガソリンエンジンを搭載したノッチバックサルーンと、純電気自動車として発売される予定だ。そして、2024年春には、「ツーリング エステート」がこれに続く予定だ。電気自動車としても!
BMWは、1つのシリーズでICEとBEVの両者を製造している。これは、まず「4シリーズ(BMW i4)」で、そして最近では「7シリーズ(BMW i7)」でそうだった。そして、今回は、「520d」と「530i」に加え、「i5」がラインナップに加わる。そして、その開発は最終盤にかかっている。
7シリーズからのXXLサイズディスプレイを搭載したニュー5シリーズが登場
新型「5シリーズ」には、現行「7シリーズ」などに採用されている曲面XXLサイズのディスプレイが与えられ、1-aグラフィック、タッチ用の右側部分、そして「クイックセレクト」と呼ばれる新しい構造(必要に応じて、ナビゲーション地図)が、常に最大の要素として残り、左側にはラジオ、電話、車の情報をスクロールダウンするためのタイルが配置されている。もちろん、iDriveのボイスコントロールも素晴らしい機能で、幸いにも、センターコンソールにコントローラーを残しているので、「5シリーズ」は、3つの方法で操作することができる。
モーターウェイアシスタントが単独で車線変更
さあ、高速道路でのドライブだ。助手席には自動運転の統合責任者であるダニエラ カーンが乗っていて、私が運転アシスタントをどう思うかを知りたがっている。そして、時速110kmで走り、ステアリングホイールの「モーターウェイ アシスタント プラス(Motorway Assistant Plus)」のスイッチを入れ、私はハンドルから手を離す。
車線を維持したまま、サイドミラーを長く見ると、追い越しをかける。つまり、私がサイドミラーで左を見ると、「i5」はウインカーを点滅して、追い越しをかける。右のサイドミラーを見るとウインカーを点滅して、走行車線に戻る。時速130kmまでなら、自律走行が可能だ。運転後、エンジニアが、「今、アシストについてどう思うか」と聞いてきた。私は、「このシステムをオフにすることはないだろう」と応えた。
i5 eDrive40の340馬力はかなり十分なパワーだ
しかし、我々はまだBMWで、自問自答している。e-carにどうやってエモーションをもたらすのだろう?という疑問が湧いてくるのだ。そこで、340馬力のeDrive40と、リアアクスルにモーターを搭載したモデルが登場する。これは完全に適切なもので、心地よいパンチと、上質な快適性を備えている。「M60 xDrive」は、598馬力、全輪駆動、車体は先代よりも長く(4.94メートル)、重量は推定2.3トンだ。そして、あなたはこう思うだろう。「一体どうやって、これだけの質量から、1クラス小さく感じるスポーツカーを作るのだろう?」、と。
閉鎖されたテストコースでは、「M4」が先頭を走り、ペースを握る。デコボコしたコースでは、「i5」のサスペンションがしなやかに受け止めてくれる。時速140kmで、小さな橋を渡り、波打ちながら左カーブを曲がると、「M4」は後足を上げ、「i5」は跳ね返され、また戻って、まるで、「何かあったのか?」と問いかけるかのように、自信たっぷりに道路に張り付いたままだ。俊敏なコーナリングをするプレデターと、快適なグライダーという組み合わせで、BMWはこのドライビングのバランスをうまくとっている。
おなじみの「CLAR」プラットフォームで、それを巧みに実現している。剛性を高め、すべての制御システムを巧みに組み合わせた結果に他ならない。E-carやプラグインハイブリッドガソリンエンジンには、必ずリアにエアスプリングが装備されているが、「i5」には、ロールスタビライゼーション機能付きのスポーツサスペンション、先代よりもさらにダイレクトな可変ラック&ピニオンステアリング、さらにステアリングとサスペンションの精度を完璧にするトリックが施されている。そして、バッテリーハウジングは車軸に接続され、ボディの剛性に寄与している。
ドライビングプレジャー: 低重心で俊敏なシャシーにより、5シリーズは、1クラス小さく感じられ、キビキビとステアリングを切ることができる。
「5シリーズ」のプロジェクトマネージャー、アンドレアス ホルツィンガーは、「i5は、電気で走り、運転が楽しいということを実現したのです!」と語った。
新型BWM 5シリーズ/i5の市場導入は2023年秋
そう、最後に肝心な価格の話だ。この「5シリーズ」の価格はいくらになるのだろう?直接のライバルである「メルセデスEQE」を見てみよう。66,402ユーロ(約960万円)からとなっている。この方向性で、彼らと「i5」も付き合うことになるだろう。一方、4気筒ディーゼルの現行「520d」は、56,800ユーロ(約820万円)からだ。つまり、新型「5シリーズ」も、2023年秋からこの価格帯でスタートするはずだ。
Text: Andreas May Photo: AUTO BILD
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みんなのコメント
好き嫌いは別にして7シリーズでは度肝を抜かれる様なデザインをたまに見せてくるBMWの中で一番保守的よね、5シリーズって。
or,
New Oldsmobile Cutlass Supreme.