ワールドプレミアは2024年初頭か!?
VWの次世代EVセダン、『ID.7』に設定される派生ワゴン『ID.7ヴァリアント』(仮称)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
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ID.7ヴァリアントは、2019年に公開された「Space Vizzion」の市販型であるとともに、「パサート ヴァリアント」の後継モデルとなる。
以前捉えたプロトタイプは、グリルやバンパーのインテークにデカールを貼り、内燃機関(ICE)『パサート』を模していたが、今回はリアクォーターウィンドウに若干の白いテープが貼られている以外は、基本的にカモフラージュが施されていないフルヌード状態だ。
捉えたプロトタイプは、ご覧の通りフロントエンドにはグリルがなく、ヘッドライトのLEDデイタイムランニングライトから繋がるようなライトバーが配置、下部バンパーには、レクサス「スピンドルグリル」を圧縮したようなインテークを装備。またコーナーインテーク部分には、ボルボの「トールハンマー」のような形の黒い部分があるなど、「ID.7セダン」と同じデザインであることがわかる。
側面では、Dピラーの付け根に白い偽装がなされており、キックアップしているように装っているが、実際のラインはコンセプトモデルのように緩やかに後方に伸びているはずだ。リアエンドでは、セダンにはないスポーティーなルーフスポイラーを装着、より垂直なリアウィンドウも確認できるが、テールライト、及びストリップバーのデザインはセダンと同じだ。
ダッシュボードは、15インチのタブレットタッチスクリーンを装備するなど、セダンと共有すると思われる。またホイールベースはセダンより若干延長される可能性がありそうだ。
バッテリーとパワートレインもセダンから流用されるはずで、77kWhまたは86kWhのバッテリーが搭載される。セダンのWLTP航続距離は382マイル(615 km)と435マイル(700km)だが、より重いワゴンではその数値は低くなることが予想される。最高出力は、286ps、最大トルクは550 Nmを発揮するシングルモーターが現在唯一構成だが、デュアルモーター全輪駆動バージョンもやがて追加される予定となっている。
ワールドプレミアは、2024年初頭と予想されるが、最終的な車名がID.7ヴァリアントとなるか、EVワゴンとして新たな名称が与えれれるかにも注目だ。
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