現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > SUV界の王者!? トヨタ最小と最大のSUVは全長何m差? 多種多様すぎるトヨタSUV王国

ここから本文です

SUV界の王者!? トヨタ最小と最大のSUVは全長何m差? 多種多様すぎるトヨタSUV王国

掲載 更新
SUV界の王者!? トヨタ最小と最大のSUVは全長何m差? 多種多様すぎるトヨタSUV王国

■全長4m級から全長5mオーバーまで! さまざまなトヨタSUV

 世界のさまざまな地域で新車の販売をおこなうトヨタは、取り扱う車種のボディサイズも、小さな車種から大きな車種までさまざまなものがあります。それは世界的に人気の高いSUVにおいても変わりません。

トヨタ「ランクル70」復活? ファン待望のディーゼル仕様で2020年に登場か

 トヨタが手掛けるSUVには、ボディサイズごとにどのような車種があるのでしょうか。日本専売モデルや海外専売モデル、そしてグローバル市場で販売されるモデルまで、さまざまなモデルを見ていきます。

 トヨタブランドのSUVで最小のモデルとなるのが「ライズ」です。

 乗車定員は5名で、ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと、日本で販売されるBセグメントコンパクトカーにも近いサイズ感となります。日本の道路環境でも扱いやすいといえるでしょう。

 なお、軽自動車づくりや小型車づくりを得意とするダイハツ「ロッキー」のOEM車となります。

 搭載されるエンジンは、1リッター直列3気筒ターボで、最高出力98馬力を発揮。組み合わされるトランスミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDの2種類です。

 なお、ライズよりやや大きいトヨタブランドのコンパクトSUVとしては、日本も含めたグローバル市場で販売される「ヤリスクロス」(日本市場から先駆けて販売)や「C-HR」があるほか、「カローラクロス」など日本市場へ導入されていないSUVも存在します。

 また、今後発売される新たなコンパクトSUVとしては、インド市場へ2020年11月ごろに導入される予定の新たなモデルとなる「アーバンクルーザー」が存在します。

 ボディサイズはまだ明らかになっていないものの、アーバンクルーザーはスズキが現地で生産する「ビターラブレッツァ」のOEM車で、ビターラブレッツァのボディサイズが全長3995mm×全幅1790mm×全高1640mmとなることから、登場すればライズと同等の全長を持つトヨタコンパクトSUVになると予想されます。

※ ※ ※

 一方、トヨタで最大のボディサイズを持つSUVが、北米市場で販売される「セコイア」です。

 車名の由来となったセコイアとは、アメリカに自生する世界一の高さまで成長する巨木の名前です。大きいものでは樹高100mに達するものもあるといわれ、その大きさから採用されました。

 乗車定員は7名/8名で、ボディサイズは全長5210mm×全幅2029mm×全高1956mmです。ライズとの全長の差は約1.2mに達します。

 搭載されるパワートレインは5.7リッターV型8気筒と6速ATの組み合わせで、最高出力は381馬力を発揮。駆動方式はFRとフルタイム4WDが選べ、4WDではセンターデフにロック機構が装備されるなど、悪路走破性も意識されています。

 起伏のある場所などでボートやトレーラーなどをけん引する際に重要なシフトチェンジのタイミングを適切にする「TOW/HAULモード」を搭載するなど、北米市場でのニーズにも対応しています。

 ちなみに、日本のトヨタのSUVラインナップでもっとも大きいSUVは「ランドクルーザー」で、ボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmとなります。

■2019年に世界でもっとも売れたSUVとは?

 最後に、トヨタのミドルサイズSUVを見ていきますが、なかでも特筆すべきモデルがグローバルモデルの「RAV4」です。

 RAV4は2019年に全世界で96万5760台を販売し、トヨタ以外も含めたすべてのSUVのなかで、もっとも販売台数の多かったSUVとなりました。

 日本市場においては4代目RAV4のみ販売を休止していたものの、2019年4月より5代目RAV4の販売をスタート。2019年は8か月弱の販売期間だったにも関わらず、5万3965台を販売しました(日本自動車販売協会連合会データより)。

 RAV4の乗車定員は5名で、ボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全長1685mm(一部グレードを除く)。

 搭載されるパワートレインは2リッターガソリンエンジンと、2.5リッターガソリンエンジン+モーターというハイブリッドの2種類です。トランスミッションは全車CVT(ハイブリッドは電気式無段変速機)となります。

 駆動方式はFFのほかに、ガソリン車には「ダイナミックトルクコントロール4WD」、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」という2種類。さらにハイブリッド車にはE-Four(電気式4WD)という異なる4WDシステムが設定されました。

 トヨタには、このほかにもミドルサイズSUVとして「ハリアー」(海外名「ヴェンザ」)や、海外専売モデルの「フォーチュナー」などがラインナップされています。

※ ※ ※

 さまざまなボディサイズで展開されるトヨタのSUVラインナップは、世界で一番売れているSUV「RAV4」を筆頭に盤石になりつつあるといえます。

 そして、RAV4の追加モデルとしてプラグインハイブリッドシステムを搭載した「RAV4 PHV」が2020年6月に国内発売され、トヨタSUVへの注目がより集まっています。

 さらに、前述のカローラクロスが国内導入される噂もあるなど、ますますトヨタのSUVラインナップから目が離せなくなるのは間違いありません。

こんな記事も読まれています

顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
乗りものニュース
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
くるまのニュース
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
レスポンス
MS&AD、新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
MS&AD、新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
日刊自動車新聞
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
motorsport.com 日本版
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日刊自動車新聞
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
グーネット
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
AUTOSPORT web
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
motorsport.com 日本版
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
くるくら
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
レスポンス
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
くるくら
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
motorsport.com 日本版
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
乗りものニュース
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
くるまのニュース
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
バイクのニュース
フィアット500/500C、新グレード「ドルチェヴィータ」追加、ブルーカラーの限定車も発売
フィアット500/500C、新グレード「ドルチェヴィータ」追加、ブルーカラーの限定車も発売
レスポンス
ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む
ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168.0251.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.9590.0万円

中古車を検索
RAV4 Jの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168.0251.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.9590.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村