■「スープラ」「Z4」同じ点、異なる点
トヨタ新型「スープラ」と兄弟関係になるBMW新型「Z4」が、早くも日本に入ってきました。今回は「Z4」の最上級グレード『M40i』に試乗しました。
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新型「Z4」は、6気筒3リッターターボエンジン搭載で340馬力の『M40i』、2リッター4気筒ターボの258馬力を発生する『sDrive30i』と197馬力の『sDrive20i』という3タイプをラインナップしていて、グレード展開は「スープラ」も同様です。
気になる「スープラ」と「Z4」の違いですが、「スープラ」は屋根のあるクーペで、「Z4」は電動開閉のオープンであるということです。トヨタとBMWが共同開発したといえども、全く違うクルマに感じるほど雰囲気まで異なるデザインです。
デザインについていえば「好み」ということになりますが、私は腰高に見える「スープラ」より、ワイド&ローに見える「Z4」の方が好ましいと感じました。なお、足回りやエンジン、ミッションなど共通です。
■圧倒的なトルク感!乗り心地は良好
前置きはこのあたりにして、試乗と行きましょう。
プッシュボタンでエンジン始動すると、「Z4」は太くて乾いたエキゾーストノートを響かせます(音質も「スープラ」と違う感じ)。
Dレンジをセレクトして走り出すと、圧倒的なトルク感であります! なんたって最大トルクはターボ無しの5リッターエンジンに匹敵するのだから当然でしょう。
フロント255/35R19、リア285/35R19という太いタイヤに関わらず、乗り心地は思ったより良好です。
剛性という点で不利なオープンのため、太いタイヤ履かせたらボディをブルブル振るわせると危惧していたものの、全く気にならないレベルです。
このあたり、ヨーロッパのメーカーって上手だし、素晴らしいノウハウを持っているんだと思います。
■屋根を開けるとオープンならではの開放感が味わえる
今回は一般道と言うことで、優れているだろうコーナリング性能やアクセルをフルに開けた時の動力性能など試せませんでしたが、十分以上に速いニュルブルックリンクのラップタイムや、4.5秒という0~100km/h加速タイムを見ると、どんな人でも納得出来る性能だと考えます。日本の道路環境であれば、2リッターで十分かもしれません。
屋根の開閉は電動で、ボタン操作だけで完了するので、信号待ちなどで屋根を開けて気分を変えられるのがステキです。屋根を閉じた状態で走ってみたら閉塞感は無く、ボディが引き締まった感じになるのもポジティブな印象です。
ただ斜め後方の視界は極端に悪くなってしまいます。基本は屋根を閉じて走るというなら、ぜひクローズドでの視界をチェックしたらいいでしょう。
■ライバルは「スープラ」ではなくポルシェ「ボクスター」
大いに気に入った「Z4」ながら、いざ購入するとなったら、ポルシェ「ボクスター」と迷ってしまうでしょう。300馬力エンジンを搭載する「ボクスター」は、ジャンルという点で「Z4」と真正面から衝突するライバル関係です。
「ボクスター」の価格は712万円で、258馬力エンジン搭載の「Z4」と同等。走る楽しさという点じゃ甲乙付け難し! 「ボクスター」にはマニュアルミッションまであります!
ちなみに先代「Z4」は少しばかり頼りなく、ライバルとして挙げるなら「ボクスター」じゃなく、メルセデス・ベンツ「SLC」のような雰囲気重視のクルマでした。
トヨタと共同開発した新型「Z4」は、「ボクスター」と真正面から戦える武闘派です。それでいてオシャレなデザインを持っています。
オープン2シーターを考えてるなら、「Z4」をショッピングリスト上位にしたらいいと思います。
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