現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > え? 血を分けた兄弟なの!? メーカーもキャラも違うのにじつは繋がってる「隠れ兄弟車」3組

ここから本文です

え? 血を分けた兄弟なの!? メーカーもキャラも違うのにじつは繋がってる「隠れ兄弟車」3組

掲載 45
え? 血を分けた兄弟なの!? メーカーもキャラも違うのにじつは繋がってる「隠れ兄弟車」3組

 この記事をまとめると

■プラットフォームを共有した兄弟車が存在するモデルがある

同じ中身なのになんでこんなに差が付いた! 明暗クッキリ兄弟車の勝ち負け4選

■ブランド内だけでなくメーカーの垣根を越えた兄弟車も存在

■大々的なアナウンスはないがじつは兄弟車なモデルを紹介する

 ライバルはまさかの兄弟?

 先日、新型が発表されたばかりのトヨタのフラッグシップミニバンであるアルファード/ヴェルファイア。この両車、新型ではさらなるキャラクターの差別化が図られたものの、兄弟車であることは広く知られていることだろう。

 アルヴェルのように内外装やエンジンなどに違いを与えて差別化を図っている兄弟車もあれば、メーカーを超えて供給されるOEM車などはエンブレム程度の違いしかないなど、ひとくちに兄弟車といっても違いはあるが、今回はとくに謳ってはいないものの、じつは共有するプラットフォームを持つ隠れ兄弟車をピックアップしてみたい。

 日産エクストレイル/三菱アウトランダーPHEV

 現在販売中のSUVモデルであるエクストレイルとアウトランダーPHEV。どちらもモーターを備える電動車であることは共通ながら、エクストレイルはe-POWERやe-4ORCEを、アウトランダーPHEVは車名のとおりPHEVシステムを搭載するなど、まったく異なるパワートレインを搭載している。

 しかし、両車が使用するプラットフォームは、どちらもルノー・日産・三菱アライアンスによって開発されたCMF C/Dを採用しており、じつは隠れた兄弟車関係となっているのだ。

 とはいえ、プラットフォームは共有ながら、車両の開発などはそれぞれの会社が独自に行っているため、クルマとしてのキャラクターが異なるのは当然で、共有化でコストを抑えながらも各メーカーらしいクルマづくりができるようになっている。

 メルセデス・ベンツEクラスとクライスラー300Cは親戚関係?

 マツダ・デミオ(2代目)/フォード・フィエスタ(3代目)

 爆発的ヒットでマツダの窮地を救った初代デミオ。その2代目モデルは、初代のイメージを踏襲したトールワゴンスタイルとしながらも、プラットフォームを17年ぶりに一新したものが使用されていた。

 このプラットフォームは、当時マツダがフォード傘下であったこともあり、フォードとの共同開発で生まれたもので、フォードブランドではコンパクトカーのフィエスタが同じプラットフォームを使用していたのである。

※写真はフォード・フィエスタST(3代目)

 フォード主導で作られたと言われるこのプラットフォームは、欧州フォードのモデルにも共通したコンパクトカーらしからぬドッシリ感があるとも評されており、この代のデミオにこだわって乗り続けるユーザーもいるほどなのだ。

 クライスラー300C/メルセデス・ベンツEクラス&Sクラス

 最後は兄弟車かと言われると微妙ながら、じつは共有する部品を使用していたという点で、クライスラー300CとメルセデスベンツEクラス&Sクラスをご紹介しよう。

 日本でもその悪そうな雰囲気と、この車格の輸入車としては比較的安価なプライスも相まってスマッシュヒットを記録した300C。この車両に使用されているプラットフォームには、W220型Sクラスのフロントサスペンションのコントロールアームや、W210型Eクラスの5リンクリヤサスペンション、5速AT、リヤデファレンシャル、横滑り防止装置などが使用されていたのである。

 ちなみにクライスラーからはクロスファイアというSLKクラスをベースとしたクーペ&ロードスターもリリースされており、こちらはドイツで生産されていたアメ車となっていた。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

18年ぶりに復活を遂げたトヨタ新型「クラウン・エステート」“待望”の発売! SUVの魅力をプラスした「新発想ワゴン」は635万円から
18年ぶりに復活を遂げたトヨタ新型「クラウン・エステート」“待望”の発売! SUVの魅力をプラスした「新発想ワゴン」は635万円から
VAGUE
ヒョンデ、『インスター』4月導入でEV普及を加速…新拠点開設やパートナーとの連携強化へ
ヒョンデ、『インスター』4月導入でEV普及を加速…新拠点開設やパートナーとの連携強化へ
レスポンス
軽自動車にこそEVがピッタリです。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」日産サクラ
軽自動車にこそEVがピッタリです。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」日産サクラ
LE VOLANT CARSMEET WEB
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウン“エステート”」! 「ワゴンとSUVの融合」実現した“デザイン”に込められた“想い”とは
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウン“エステート”」! 「ワゴンとSUVの融合」実現した“デザイン”に込められた“想い”とは
くるまのニュース
トヨタ「クラウンエステート」登場! “シリーズ第4”のモデルはなぜ「SUV×ワゴン」融合した? 伝統の「エステート」名称“復活”にかけた開発の想いとは【開発者インタビュー】
トヨタ「クラウンエステート」登場! “シリーズ第4”のモデルはなぜ「SUV×ワゴン」融合した? 伝統の「エステート」名称“復活”にかけた開発の想いとは【開発者インタビュー】
くるまのニュース
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
VAGUE
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
motorsport.com 日本版
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
ベストカーWeb
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
WEB CARTOP
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
くるまのニュース
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
AUTOSPORT web
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
バイクのニュース
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
くるまのニュース
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
乗りものニュース
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
くるまのニュース
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
くるまのニュース
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
motorsport.com 日本版
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
レスポンス

みんなのコメント

45件
  • ジェミニ!

    これは双子だった( ゚д゚)ハッ!
  • たしかスマートの四人乗り、フォーフォーも三菱のコルトのシャーシだったような。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村