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高級3列シートSUVの新型キャデラック・エスカレードが日本デビュー。車両価格は1490~1520万円に設定

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高級3列シートSUVの新型キャデラック・エスカレードが日本デビュー。車両価格は1490~1520万円に設定

5代目となるフルサイズSUVの新型キャデラック・エスカレードが日本で発売。車種展開はプラチナムとスポーツの2グレードで構成

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは11月12日、ラグジュアリーSUVの新型キャデラック・エスカレードを11月13日より発売すると発表した。
車種展開は以下の通り。
エスカレード プラチナム:1490万円
エスカレード スポーツ:1520万円

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 第5世代となる新型キャデラック・エスカレードは、先駆的なテクノロジーを携えて完全に再設計し、内外装デザインやドライビングエクスペリエンスなどを新たな次元へと昇華させたことが特徴である。

 基本骨格に関しては、新世代のプラットフォームに高剛性化および高効率化を果たしたボディを採用。エクステリアは、従来の「ひと目でエスカレードと分かる」造形コンセプトを踏襲しつつ、次世代に向けて進化するキャデラックデザインの方向性を取り入れ、新たに水平基調で細身のホリゾンタルヘッドランプや背が高く垂直配置のバーチカルリアライト、繊細なエッチング仕上げを施した深味のある3Dレイヤーデザインなどを採用して、より力強くて存在感のあるスタイリングを具現化する。また、プラチナムにはホリゾンタルバーを配したガルバノグリルを、スポーツにはブラックメッシュグリルおよびブラックトリムを組み込んで、それぞれの個性を強調した。ボディサイズは全長5382×全幅2060×全高1948mm/ホイールベース3071mmに設定している。

 内包するインテリアは、湾曲した有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイやAKG(Akustische und Kino-Geräte Gesellschaft m.b.H)自動車用オーディオシステムといった業界初となる先進機構を新たに採用したことがトピックだ。
 OLEDディスプレイは、対角線の長さが38インチ超のディスプレイエリアを備え、画像解像度は4Kテレビの2倍を誇る。これをドライバーに見えやすくするよう、効率的に湾曲させて組み込んだ。画面自体は3つに分割され、ドライバーの左側に対角線の長さが7.2インチのタッチ操作パネル付きドライバーインフォメーションセンター、ステアリングの奥に対角14.2インチのクラスターディスプレイ、さらにドライバーの右側に対角16.9インチのインフォテインメントスクリーンを配する。そして、ディスプレイにはGM ジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」、4 台の外部カメラで撮影した車両周辺の状況を200万画素の鳥瞰図で移す「サラウンドビジョン」、9種類のカメラビュー(リアカメラガイドラインを含む)、赤外線を利用して夜間の歩行者や大型動物などを検知しセンタークラスターディスプレイに投影する「ナイトビジョン」などを映し出す仕組みだ。加えて、後部座席には新しいリアシートエンターテインメントを設定。12.6インチタッチ式ディスプレイを左右シートバックに組み込み、ナビゲーション機能のほかHDMIおよびUSB入力を介してゲーム・音楽・ビデオを再生するストリーミング機能を備える。さらに、車内各所に各種充電/入力ポートを用意したほか、フロアコンソール内冷蔵庫には冷凍機能も追加した。

 AKG自動車用オーディオシステムは、有名ミュージシャンがレコーディングスタジオおよびライブ会場で使用するマイクやヘッドフォンの製造で世界的に知られるAKGのオーディオテクノロジーを自動車用に落とし込んだことが特徴。計36個のスピーカーで構成された画期的な音響空間は、鮮明で没入感のあるサウンドエクスペリエンスを提供するほか、前後乗員の声を内蔵マイクで捉えてスピーカーから出力することで広い車内でのコミュニケーションを強化している。

 3列式シート(2/2/3名乗車)を備えたキャビン空間は、ホイールベース(従来比+121mm)および全長(同+187mm)の延長、新設計の独立懸架マルチリンク式リアサスペンションの採用などによって室内のフロア高を低く抑え、キャビン空間とラゲッジスペースを拡大する。ラゲッジ容量は3列目使用時で従来比70%増大の722リットル、3列目格納時で2065リットルを確保。また、2列目および3列目のシートにもより簡単にアクセスできるようになり、快適性および利便性をいっそう向上させた。

 パワーユニットについては、従来の改良版の6.2リットルV型8気筒OHVガソリンエンジン(最高出力426ps/5600rpm、623Nm/4100rpm)を搭載。トランスミッションにはエレクトロニックシフトコントロールを備えた10速ATを組み合わせる。駆動機構には、電子制御リミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)を組み込んだセレクタブル4WDシステム(2H/4AUTO/4H)を採用した。一方、シャシー面ではリアサスペンションに新開発の独立懸架式マルチリンクを導入したほか、センサーで継続的に路面の変化を“読み取る”ことでほぼ瞬時にショックアブソーバーの減衰率を調整する進化版のマグネティックライドコントロールや、車高のきめ細かな自動調整を行う新型エアライドアダアプティブサスペンションなどを組み込んでいる。

 安全運転支援システムの進化も注目ポイントだ。車両各部には最新のレーダーやカメラ、超音波センサーなどを数多く装備し、多彩な先進セーフティデバイスによって安全なドライブをアシスト。具体的には、フロント歩行者対応ブレーキ+リアペデストリアンディテクションアラートやレインセンスワイパー、フォワードコリジョンアラート、アダプティブクルーズコントトール、セーフティアラートドライバーシート、リアクロストラフィックアラート、レーンキープアシスト、サイドブラインドゾーンアラート、エマージェンシーブレーキシステム、新世代サラウンドビジョン、リアビューカメラ、オートマチックパーキングアシストなどを設定している。

 なお、GMジャパンは新型キャデラック・エスカレードの日本発売を記念し、エクステリア8色、インテリア3色から好みのカラーを選択できる「プレオーダーキャンペーン」を、2020年11月13日~2021年1月17日の期間で実施している。

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みんなのコメント

1件
  • 適性価格にしたところで、どうせ販売増えないクルマ。
    好き者だけ相手にボッタクリ価格で少数販売するのは、全く合理的です。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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