現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 金ピカ「GT-R」がヤバ過ぎる! 石油王用のド派手モデルが4500万円超え!

ここから本文です

金ピカ「GT-R」がヤバ過ぎる! 石油王用のド派手モデルが4500万円超え!

掲載 更新 52
金ピカ「GT-R」がヤバ過ぎる! 石油王用のド派手モデルが4500万円超え!

■「スカイライン」の名を捨て、真のスーパースポーツカーへ

 世界に誇る国産スーパースポーツカーといえば、日産「GT-R」はその筆頭でしょう。そんなGT-Rを金、金、金ピカに仕上げた超ド派手モデルがドバイで発見されました。

世界に1台のトヨタ新型「スープラ」が2億3000万円! 市販モデルの約40倍の価格で落札

 GT-Rは、それまでは日産「スカイライン」のスポーツグレードに与えられる名でしたが、2007年に発売されたR35型は、史上初めてスカイラインの名を冠さず、シンプルにGT-Rとして世に送り出されました。

 R35という型式名こそ、先代のR34型の後継車であることを示していますが、そのコンセプトは大きく変わり、ワールドクラスのパフォーマンスを持ったスーパースポーツカーへと変貌を遂げたのです。

 心臓部に搭載されるのは、職人の手によって作られる3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン。

 発売当初のモデルで、最高出力は480馬力、最大トルクは60.0kg・mと日本車離れしたパフォーマンスを有していました。

 そして最高速度は300km/hを楽に超えるなど、海外の高級スポーツカーに匹敵するパフォーマンスを誇っていたことで、大きな話題を呼びました。

 その後改良を重ね、現在販売されているモデルは、最高出力570馬力、最大トルクは65.0kg・mへと引き上げられています。

 そんな「ジャパニーズ・スーパーカーの雄」ともいえるGT-Rは、日本のみならず海外でも人気を集めています。

 それまでのスカイラインGT-Rは、基本的に日本国内専用モデルであったことから、海外で購入することは至難の業です。

 しかし、グローバルでR35型GT-Rが販売されたことで、アジアや北米などを中心に多くのGT-Rが輸出されていきました。

 GT-Rの人気が高い地域のひとつに中東があります。砂漠が多いという過酷な道路環境に耐えうるクルマとして、元々日本車の需要が高い地域ではありました。

 さらに近年の経済成長の結果、都市部を中心にインフラも整備されたことと、多くの富裕層が住む地域ということもあって、世界中のスーパーカーを見ることができる場所となっています。

 そんな中東の中心的都市である、アラブ首長国連邦のドバイで、とんでもないGT-Rが販売されています。いったい、どんなクルマなのでしょうか。

■これが石油王の王道スタイル!? 金ピカド派手なGT-Rの正体とは

 スーパーカーなどの超高級車を専門に扱うドバイの中古車販売店に並んでいるのは、ド派手な金ピカのGT-Rです。金ピカといっても、単に金色のラッピングをしているだけではありません。

 GT-Rのチューニングを手掛ける日本のチューナー、「KUHL RACING」のエアロパーツでフルカスタムされたボディにゴールドのラッピングを施し、さらにボディのあらゆる場所にまるで美術品のごとく彫刻(エッチング)があしらわれています。

 アジアやヨーロッパの感覚とも異なる、東西が入り交じる中東らしいエキゾチックなデザインはもはや「トンデモカスタム」の域を越えています。

 ベースとなったのは2014年モデルのGT-Rで、販売店によると最高出力は545馬力とノーマルと同等とされていますが、まるでGTレーシングカーのような大径の3連センター出しマフラーが装着されているなど、パフォーマンスの向上もおこなわれているようです。

 一方、インテリアはエクステリアに比べると極端に地味に仕上げられています。

 エアコン吹出口のリングや、センターコンソールにゴールドが差し色として入っていますが、それ以外はほぼ純正のままです。

 外見の豪華さと中身の地味さのコントラストは、中東独特の国民性なのかもしれません。

 とはいえ、エンジンパーツの一部が金メッキ仕様となっているなど、「見えないところはこだわらない」というわけでもないようです。

 なんとも中東らしい、まるで石油王が好みそうなスタイルのこのGT-Rですが、実際にお値段も石油王価格です。

 ワールドクラスのパフォーマンスを持ちながら、当初777万円という破格で発売されたGT-Rですが、この金ピカGT-Rにはおよそ4500万円というプライスカードがつけられています。

 4500万円あればフェラーリやランボルギーニなども買えてしまいますが、 “普通の”スーパーカーを買うよりも、ド派手にカスタムしたものを好む富裕層がいるということなのかもしれません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
motorsport.com 日本版
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
モーサイ
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】すべてがグレードUP! 理想の選択肢、三菱アウトランダーPHEVの驚く完成度
【最新モデル試乗】すべてがグレードUP! 理想の選択肢、三菱アウトランダーPHEVの驚く完成度
カー・アンド・ドライバー
全長3m切り! ホンダの「本格オフロード車」がめちゃ楽しそう! 1リッターエンジン搭載で悪路性能スゴい! 米国で人気の「パイオニア」どんなモデル?
全長3m切り! ホンダの「本格オフロード車」がめちゃ楽しそう! 1リッターエンジン搭載で悪路性能スゴい! 米国で人気の「パイオニア」どんなモデル?
くるまのニュース
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
くるまのニュース
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
くるまのニュース
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
ベストカーWeb
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web

みんなのコメント

52件
  • 妻と購入を考えていたので参考になった。たぶんワゴンRになるけど。
  • 俺が死んだら仏壇にこれのミニカー供えて欲しい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1444.33061.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

560.022500.0万円

中古車を検索
NISSAN GT-Rの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1444.33061.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

560.022500.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村