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公道をドリフトで激走!? 眼の前で迫力あるデモランを披露! トーヨータイヤが福岡でイベントを開催

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公道をドリフトで激走!? 眼の前で迫力あるデモランを披露! トーヨータイヤが福岡でイベントを開催

■「TOYO TIRES FAN MEETING 2023 in 福岡」が開催!

 トーヨータイヤが一般ユーザーとのコミュニケーションを図るための場として、昨年スタートしたコミュニティーイベント「TOYO TIRES FAN MEETING」の九州ラウンドが2023年12月9日、北九州市若松区のひびき海の公園で開催されました。同イベントは本年度、これまで埼玉、愛知で行われており、今回が年内の締めくくりとなりました。

タイヤの寿命は5年が目安! セットの「ホイール」はいつまで使える?

 同イベントが九州で行われるのは今回が初めてです。会場となった北九州市若松区のひびき海の公園は、目の前に美しい響灘の風景が広がる絶好のロケーション。しかも当日は12月とは思えない気温20度超えの陽気にも恵まれ、早朝からたくさんの参加者が集まりました。

 ちなみにこのイベントに参加するための条件は「トーヨータイヤを履いている」という一点のみ。さっそく、オンロードがメインのプロクセスゾーン、オフロードがメインのオープンカントリーゾーンというタイヤブランドによるエリア分けが行われた中から目を引いたクルマたちをチェックしてみましょう。

■WRCマシンを完コピした「フォードフィエスタST」

 まず、来場直後からギャラリーの注目を集めていたのが、今年初頭に急逝したケン・ブロック選手のWRCマシンを完コピした大分県のひろさんのフォードフィエスタSTです。同車種は日本国内で2014年ごろに5ドア車が販売されていましたが、ひろさんは実物を忠実に再現すべく海外から1.6リッターDOHCターボを搭載した2ドア車を輸入。オーバーフェンダーやリアウイングなども、実際のWRCマシンと同じメーカーの製品を苦労の末に手に入れたそうです。

 タイヤは215/40-18サイズのプロクセス。どこから見てもまんまWRCマシン(カラーリングは2020年仕様)そのものという仕上がりで、この日行われた来場者投票によるコンテストでは、見事プロクセス部門のアワードを受賞しました。副賞として添えられた生前のケン・ブロック選手のサイン入りキャップに大感激の様子でした。

■マッド・マイク選手のマシンのカラーリングを再現した「マツダ RX-7」

 こちらもプロクセスゾーンで人気を集めていた岡山県の有岡さんのマツダ RX-7。大迫力のワイドボディキットはLiberty Walk(リバティーウォーク)製で、プロドリフト選手であるマッド・マイク選手のマシンのカラーリングを再現しています。

 タイヤはフロント255/リア295サイズのプロクセスで、足回りはエアレックスのエアサスを装着。タービンはTD06-25Gタービンに変更され、400馬力+αのパワーを発揮。サーキットでマイク選手と出会い、クォーターピラーに直筆サインを書き込まれるなど、本人公認の素晴らしい仕上がりを見せています。

■フルカスタム仕様の「三菱 ランサーエボリューションIX」

 地元福岡から参加した新野さんの愛車は、フルカスタム仕様の三菱 ランサーエボリューションIX。ピッチブラックというオリジナルカラーに彩られた車体にはボルテックスのカーボンエアロが装着され、前後共に12Jという超ワイドリムに295サイズのプロクセスR888Rが組み合わされています。

 またこの外観にふさわしく、排気量を2.2リッターに拡大し、タービンをGCG製に変更するなどエンジンチューニングにも力を入れているそうです。

■ホワイトレターがプチアクセントの「スズキ ジムニー」

 4駆&SUV系がメインのオープンカントリーゾーンにおいて、圧倒的多数を占めていたのがスズキ ジムニー。熊本から参加の@blue_jimnyさんはジムケンTACのフロントグリルやFWKのオーバーフェンダーを装着しています。

 タイヤは純正サイズをキープしたオープンカントリーで、油性ペンを使ってDIYで仕上げた(笑)ホワイトレターがプチアクセントとなっています。

■リフトアップ仕様に錯覚させる「三菱 デリカD:5」

 オープンカントリー部門でアワードを受賞したのは、福岡から参加したいぬサンの三菱 デリカD:5です。オートフラッグスのGOQBUTOバンパーガードやマットブラックのKMCホイールでワイルド感をアピール。

 足回りはノーマルながら、リフトアップ仕様に錯覚させるコーディネートのセンスも抜群です。

■粉体塗装で独特の質感を再現した「スズキ ツイン」

 何ともユーモラスなカスタマイズで「カワイイ!」の声も多く聞かれた林さんのスズキ ツインは、ノーマルでは樹脂の素地仕上げとなっているバンパー部分について、粉体塗装で独特の質感を再現。ルーフ/リアゲートはラッピングでグレーの2トーン仕様になっています。

 タイヤはSD-K7ながら(最近まではマッドタイヤだったとか)、特別枠としてオープンカントリーゾーンにエントリー。

■北九州・福岡の専門ショップのデモカーも

 また、今回は初めての九州開催ということで、北九州・福岡の専門ショップも多数集結しました。

 アメリカでも大人気のフルカーボンの日産 R32GT-R(アクティブ)の他、スーパーチャージャー仕様のトヨタ FJクルーザー(SCT-XWD)やウッド調仕上げのオリジナルアイテムが装着された三菱 デリカミニ(オートフラッグス)など、メインステージ前には各社自慢のデモカーが並び、会場に花を添えていました。

■ラリーとドリフトマシンが会場を魅了

 さらに今回の九州ラウンドの目玉となったのが、トーヨータイヤがスポンサードするラリーマシンとプロドリフト用マシンによるデモランです。

 海岸ではダカール・ラリーでおなじみの三浦昂選手がトヨタ ランドクルーザーを、そして会場前の公道ではFDJ(フォーミュラドリフト)やD1で活躍中の川畑真人選手、松山北斗選手がトヨタ GR86、トヨタ GRスープラによるツインドリフト走行を披露。大迫力のエキゾーストサウンドと、巻き上がるタイヤスモークにギャラリーからの大きな拍手が湧き起こっていました。

■次回の「TOYO TIRES FAN MEETING」はさらにパワーアップ?!

 初開催ながら大成功となった九州ラウンド。閉会式ではトーヨータイヤ グローバルマーケティング部の吉川氏から「次回はさらにパワーアップして来ます!」との力強い宣言も聞かれました。

 少々気の早い話になりますが、今回会場に来られなかった皆さんはぜひ、2024年の「TOYO TIRES FAN MEETING」に期待しましょう!

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みんなのコメント

7件
  • いっちゃん
    日本じゃあまり有名じゃないけど、Ken Block氏のドライブは印象的だった。TOYO TIRESもスポンサーしていたし。ロスアンゼルスとかラスベガスは公道でしたね。日本人であれだけ出来る人はいないでしょう。

    本当に惜しい人が亡くなった。
  • ★★★★☆
    九州か。
    パスポート切れたから行けないわ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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