F1第10戦イギリスGPの37周目にそのアクシデントは起こった。3番手争いで前を走るマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が追突し、クラッシュを喫してしまった。
その周、フェルスタッペンはストウコーナー(ターン15)でベッテルをオーバテイクしたが、その脱出でアウトに膨らんでしまった。そのことでフェルスタッペンは多少加速が鈍り、ベッテルが後方から最接近。続くターン16でベッテルは、左側にスペースが有ると考えていたようだ。
■極上のバトル再び……フェルスタッペン、ルクレールの激しい守りは「問題なし」
だが結局、フェルスタッペンはイン側のラインをケア。行き場のないことを理解した時には、フェルスタッペンへの追突を避けようとしても遅すぎた、とベッテルは語った。
「ストウへの飛び込みで追い抜かれてしまったけど、彼は少しワイドに走っていた。僕は15コーナーから良い形で脱出することができた」とベッテルは当時の状況を説明している。
「それから僕の見え方では、彼はインに少し空間を空けているように見えたんだ。だからそこを突いて行きたかった」
「だけど僕が接近した時には遅すぎた。右側に戻ろうとしたけど、彼を避けるには遅すぎて、クラッシュしてしまった」
ベッテルにこのインシデントが考え違いによって引き起こされたのかを訊くと、彼は「結局のところ、あれは僕のミスだ」と答えた。
「マックスとも話した。明らかに彼は速くて、ギャップを素早く詰めて簡単にターン15で追い抜いていった。だけど少しワイドに走ってたから、僕は(元のポジションに)戻ることができると思ったんだ」
「だけどさっき言ったように、ギャップがあると思っていたところにギャップが無かった。僕の判断ミスだ」
このインシデントによって、ベッテルには10秒のタイム加算ペナルティとペナルティポイント2点が科された。彼はノーズの交換を必要としたこともあり、レースは最終的に16位でフィニッシュという結果に終わり、フェルスタッペンは5位でレースを終えた。
ゴール後、ベッテルはパルクフェルメでフェルスタッペンに対しミスを謝罪していたが、ベッテルは科されたどんなペナルティよりも、行動が重要だと考えていると話した。
「もちろん、始めはギャップがあってそして接近したと考えていた。だけど数周後にはそれが自分のミスだと理解したんだ」
「だからマックスの所に行って、彼に思っていたことを伝えた。正直、どんなスチュワードの決定よりも、それが重要だったんだ」
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