12月15日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれたF1若手ドライバーテスト。アルファタウリ・ホンダは角田裕毅、佐藤万璃音の日本人コンビを起用してテストに臨んだ。
ふたりは大きなトラブルなく周回を重ね、最終的にふたり合わせて250周、1388kmを走破した。ベストタイムは角田が1分37秒557で5番手、佐藤が1分38秒495だった。
■F1若手ドライバーテスト:アロンソがトップタイム。角田裕毅5番手、佐藤万璃音13番手
テストを終え、アルファタウリのフランツ・トスト代表は次のようにコメントした。
「今日のテストは非常に成功した。我々は2台で250周を走り、ふたりのドライバーにとっても良い勉強になっただろう」
「彼らはFIAのジャンプテストのように、このイベントのために必要な準備を経験できたし、それらを何の問題もなくクリアしていった。そして彼らは、エンジニアとこれまで以上に多くの仕事をすることが何を意味するのか学ぶことができた」
「テスト中はセットアップの変更ができなかったが、オプションタイヤとプライムタイヤの両方をテストすることができたので、異なるタイヤの比較やマシンについての習熟を深めることができたと思う。特にここアブダビでは、タイヤをオーバーヒートさせず適正な温度に保つためにドライバーがタイヤの使い方を学ぶことが重要なのだ」
来季のアルファタウリ正ドライバーとなることが有力視されている角田は、11月にイタリアのイモラ・サーキットで2年落ちのF1マシンを走らせている。今回のテストは現行マシンでの初ドライブとなったが、フェルナンド・アロンソ(ルノー)やロバート・クビサ(アルファロメオ)といった経験豊富なドライバー、そしてメルセデスを走らせるニック・デ・フリーズとストフェル・バンドーンに次ぐ5番手タイムを記録した。
トスト代表はそんな角田の働きを次のように評価した。
「ユウキは11月のイモラで既にF1マシンをテストしている。しかし今回は現行スペックのマシンを初めて走らせることができた」
「ユウキは技術的にもとても良いフィードバックをするなど、素晴らしい仕事をしてくれた。そして彼のエンジニアとの連携はとても良いものだったと思う」
そして今回がF1初ドライブとなった佐藤もノートラブルでプログラムをこなし、127周を走った。トスト代表は佐藤の将来が明るいと考えている。
「マリノにとってはこれが初めてのF1となったが、堅実な仕事ぶりを見せてくれた」とトスト代表。
「彼は多くのラップを積み重ねて、マシン、そしてF1チームの仕組みを学んでくれた。この調子で続けていけば、彼にはモータースポーツでの将来があると思っている」
そしてトスト代表は最後にこのテストを総括し、全員が自分たちの仕事を全うしたことで良いシーズンの締めくくりができたと結んだ。
「今日のテストは非常に実りあるものとなり、成功裏に終わった2020年シーズンの良い締めくくりになったと思う」
「全てのチームメンバーに感謝したい。サーキットやオペレーションルーム、ファエンツァやビスターのみんな、そして最後に忘れてはならないのが素晴らしいサポートをして非常にパワフルで信頼性の高いパワーユニットを提供してくれたホンダだ」
「我々の歴史の中で最高のシーズンを締めくくるために、全員がそれぞれの役割を果たしてくれた」
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