カタログ燃費値の算出の際に、燃費値が実際よりも良く見えるように不正を行っていたことを明らかにした三菱自動車は26日、国土交通省からの指示により、不正行為にかかわる報告書を同省に提出した。
報告書では、現在生産・販売を停止している「三菱 eKワゴン」「日産 デイズ」シリーズについて、目標燃費値が途中段階で社内会議により26.4km/Lから29.2km/Lへと1割ほど引き上げられたことや、これらの車種の一部のグレードで意図的に数値が良くなるように改ざんを行ったこと。それ以外のグレードについては、走行抵抗データの実測すら行わず、机上で算出していたことが伝えられた。
また、燃費計測に必要な走行抵抗の算出方法については、該当車種を「三菱 eKワゴン」および「日産 デイズ」と限定せず、「国内向け車両」において、法規で定められた方法ではなく独自の測定法で行ってきたことを明らかにし、その期間は1991年から現在に至るという。三菱車全般に、燃費がよく見える計測方法がとられていた可能性がある。
三菱自動車は「三菱 eKワゴン」と「日産 デイズ」シリーズ以外の車種について十分な調査が進んでおらず、引き続き調査を行い、報告するとしている。
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