フォード・フォーカスにダウンサイジング化エンジンを搭載し10月発売

フォード・ジャパン・リミテッドが、「フォーカス」を大幅改良し、10月3日（土）より全国のフォード販売会社を通じて発売する。

今回の大幅改良では、エクステリアデザインを刷新。大型の台形グリルやエンジンフード中央部が隆起した「パワードーム」デザインを採用するほか、ヘッドランプもよりシャープな形状に変更したことで、スポーティなイメージを強調している。インテリアには各種情報表示・設定を8インチのタッチスクリーンの操作や音声操作（対応言語：英語）で実行できる、フォード最新のドライバーコネクト・テクノロジー「MyFord Touch™」を採用した。また、フロアカーペットやウィンドウガラスを従来より厚くすることで、エンジンルームや路面からのノイズに対して遮音性を強化している。

パワートレインも一新され、従来の2.0Lの自然吸気エンジンから、高効率ダウンサイジング・ターボエンジンの1.5L EcoBoost?を新たに搭載した。最高出力は従来より10psアップの180psを発揮。最大トルクは32Nmアップの240Nmとなった。また、燃費は約20％改善している。このエンジンに、新たにパドルシフトを採用したSelectShift™付6速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、さらにボディ＆シャシー剛性の見直しおよびサスペンションの最適化で、ドライビングパフォーマンスをさらに引き上げている。

上級グレードの「Sport+ EcoBoost（スポーツプラス エコブースト）」には、縦列駐車と後退による車庫入れ駐車時のハンドル操作を自動で行うアクティブ・パークアシストや、走行中に車線を逸脱しそうになった場合、自動で補正してくれるレーンキープ・システムなどを標準装備した。

価格は「Sport EcoBoost（スポーツエコブースト）」が309万円。「Sport+ EcoBoost」が349万円となる。