米フォード・モーターは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療用ガウンの生産に着手。4月13日時点でこれまでに5000着を納入し、今後さらに規模を拡大すると発表した。
世界全体で200万人弱が感染し、12万人を超える死者を出している新型コロナウイルス。フォードの母国であるアメリカでは感染者が60万人に達し、世界最多となるなど、その猛威は留まるところをしらない。そんな状況のなか、各自動車メーカーは医療機器の生産に懸命に取り組んでいる。
米自動車ビックスリーの一角を占めるフォードがいま注力しているのは医療用のガウン。エアバッグサプライヤーのジョイソン・セーフティシステムと共に手がけるこのガウンは、最前線で活躍する医療従事者をウイルス感染の危険から保護し、洗濯すれば50回の再利用も可能となっている。その素材は自動車用エアバッグの繊維で、自動車部品の生産技術が活かされているのだ。とはいえ、フォードにとってガウン生産は初めての経験。ゆえに完成までにはパターンやフィッティングの調整に苦労もあったようだが、すでに軌道に乗ってきた模様。既に5,000着以上が医療機関へ配布され、まもなく週10万着へ生産規模を拡大し、7月までに130万着を完成させる計画というから頼もしい存在だ。
ほかにも、不足が指摘される電動ファン付呼吸用保護具(PAPR)は、3M監修の下、全米自動車労組のボランティアと組んで10万セット以上生産可能なキャパシティを確保。トランスミッション工場では、感染拡大を防ぐのに効果的な医療用フェイスマスクをクリーンルーム内で生産。さらには、検査機器専門のサーモ・フィッシャー・サイエンティフィックが開発した新型コロナウイルス採集キットの大量生産を、車体組立てラインのエンジニア集団が技術支援するなど、フォードはウイルスとの戦争ともいえるこの状況で大きな活躍を見せる。自動車メーカーの総力を挙げた戦いを応援したい。
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