国内でも受注が始まったBMWの最上級ラグジュアリーセダンの7シリーズ。その量産試作のi7プロトタイプモデルをドイツ ミュンヘン郊外のテストコースで試乗した。(Motor Magazine2022年8月号より)
空飛ぶ絨毯を思わせる快適な乗り味
フルカモフラージュで現れたのはICE搭載モデル、3L直6ターボ+モーターの750e xDriveとBEVのi7の2台であった。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
全長5.39mという数字ではあまりピンと来なかったが、目の前に現れた時には圧倒的であった。i7の前後に搭載された2基のモーターによるシステム出力は400kW/544ps、最大トルク745Nmで、2.7トンの車体を静かにかつスムーズにスタートさせる。最高速240km/h、0→100km/h加速は4.7秒でこなすが、驚きはその乗り心地であった。
エアサスペンションのセッティングは量産前にもかかわらず、文字どおり地上に舞い降りた空飛ぶ絨毯で路面のオウトツは一切伝わってこない。またアクティブロールスタビライザーによりコーナーでも身体が揺られる感じがしない。これならリアシートで31インチのシアタースクリーンで最新ビデオを楽しむには最適である。
ドライバーズカーとしての性能向上も着実に進む
また、いかにもショーファードリブンでリムジン風なデザインにもかかわらず、ニュー7シリーズはドライバーズカーでもあった。そしてこれは後に試乗した6気筒ガソリンエンジン搭載モデルも同じ印象を持った。
さらに今回はその巨体の取り回しに関する心配を解消するために、いくつかのアップグレードされた自動運転(レベル2)技術が紹介された。これら技術はBMW OS8をベースにした8世代目のiDシステムである。
リバースアシスト、パークアシスト、オートマニューバーアシストで駐車場での自動運転アシスト機能がアップグレードされた。
BMWは新しい7シリーズに日常使用に注目した使いやすさを重点にしたアシストシステム与え、同一のデザインでスタートする。果たしてこの戦略の行方はどのようになるだろうか? ニュー7シリーズの市場導入は2022年11月からと発表されている。(文:アレキサンダー・オーステルン<キムラ・オフィス>/写真:キムラ・オフィス)
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