ザクセンリンクで開催されたMotoGP第10戦ドイツGPのMoto2クラス決勝。このレースを制したのは、アウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で、今シーズン2勝目となった。
2022年シーズンもドイツGPでちょうど折り返し。決勝日も快晴となっており、気温は34℃、路面温度は46℃まで上昇した。
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全28周の決勝レースは、ポールシッターのサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)が良い蹴り出しでターン1を先頭で進んだ。そこに続いてきたのは5番グリッドスタートのマルセル・シュロッター(Liqui Moly Intact GP)だ。1周目終了時点ではロウズが既に3番手アルベルト・アレナス(GASGAS Aspar Team)以下を引き離しつつある状況だ。
14番手スタートだった小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、スタートでポジションを上げることができず14番手のまま。彼とチャンピオンシップを争っているセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)も11番手と中団に位置していた。
その後、先頭集団では3番手に浮上したフェルナンデスが前を往くロウズとシュロッターに接近。一時は分離するかとも思われたトップグループは6人ほどの集団となった。
追い上げを始めたフェルナンデスのペースは良く、5周目のターン3でシュロッターをオーバーテイク。次の周には同じ場所でトップのロウズも追い抜いていき、先頭に浮上した。
先頭に立ったフェルナンデスは、そのペースのまま後続を突き放してしまう。2周もするとギャップは1秒以上に広がった。
表彰台圏内の争いでは、シュロッターが後退し、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)が3番手に浮上してロウズを追った。
アコスタは徐々にその差を縮めて行くと、15周目にロウズがターン3で態勢を崩したところを拾って、2番手に浮上。しかし既にトップのシュロッターとの差は4秒後半の大差となっている状態だった。
残り7周、14番手を走っていたビエッティがターン1で転倒。チャンピオンシップを争う上で非常に痛いノーポイントとなってしまった。なおライバルの小椋はこの時点で8番手を走行、ポイント差を縮められてしまうことは確実な状況だった。
2番手集団の表彰台争いでは、残り3周となった頃にアコスタ、それを追っていたロウズとシュロッターが激しいバトルとなった。特にアコスタとロウズは互いにポジションを入れ替えつつラップが進んでいったが、ここはアコスタが2番手を確保した。
先頭を行くフェルナンデスは、最終的に9秒近いマージンを残してトップチェッカー。今シーズン2勝目を上げることに成功した。
2位はアコスタ。そして3位争いは最終ラップまで続くシュロッターとのバトルを制したロウズだった。シュロッターは惜しくも敗れて母国戦表彰台を逃したが、客席からは大きな歓声が送られた。
小椋は最終的に6つポジションを上げて8位でフィニッシュ。ビエッティがノーポイントでレースを終えた結果、現在首位のビエッティとのポイント差は16点から8点に縮まった。
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