レクサスの新型「UX」は、“クリエイティブ・アーバンエクスプローラー”を、コンセプトに開発されたSUVだ。2018年3月のジュネーブモーターショーでお披露目され、秋には海外で事前試乗会もおこなわれた。いずれの場所でも高い評価を受けたモデルである。
まさに日本の都会にぴったり、と思われるボディサイズに、新開発のガソリンエンジンないしはハイブリッドが組み合わされる。インテリアのクオリティも高く、男女ともに幅広いユーザー層にアピール出来そうだ。
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日本で販売されるのは、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンの「UX200」と、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデル「UX250h」の2モデル。
ボディは全長を4495mmに抑えるいっぽう、全幅は1840mmとワイドに、そして全高は1540mmとSUVのなかでは比較的低くした。「クロスオーバーらしいシルエットでありながら、走りを予感させる低いドライビングポジション」と、レクサスはプレスリリースでうたう。
開発を担当した加古 慈チーフエンジニアは、ジュネーブモーターショー会場でのインタビューで、「女性でもまったく違和感なく操縦出来る環境を考えました」と、ドライビングポジションのセッティングに力を入れたエピソードを語っている。
いっぽう、最先端のクルマづくりの知見を生かした結果「走りの追求も万全」と、レクサスはうたう。接着剤を効果的に使って剛性を上げ、しなやかさも追求したボディをはじめ、軽量化と低重心化によって操縦安定性を高めるとともに、新しいパワートレーンによって力強い走りを実現した、というのだ。
新開発の2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジンは、174psの最高出力と209Nmの最大トルクを発揮する。このガソリンエンジンは、さまざまな新機構を採用する。
やや専門的かもしれないが、たとえば「レーザークラッドバルブシート」の採用で、シリンダー内の空気の渦と吸気流量を最適化して高速燃焼を追求したり、ピストン側面に溝を掘り保油性を確保したりするなど、ファインチューニングを施す。
組み合わされるトランスミッションはCVT(無段変速機)で、これにもう1段、発進用のギアを追加した「ダイレクトシフトCVT」を搭載。ダッシュ力を高め、軽快な乗り味を目指したそうだ。
ハイブリッドは、UX200と同じ2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジンに、電気モーターを組み合わせた。エンジンの最高出力/最大トルクは146ps/188Nmで、電気モーターは109ps/202Nmを発揮する。
ハイブリッドについてレクサスは「エンジン回転数とモーターのサポートを最適化」したとうたう。海外での試乗会では、ひときわ評判のよかったパワートレーンでもあった。
駆動方式は、「UX200」は前輪駆動のみで「UX250h」は前輪駆動と電気モーターを使った4WDシステム「E-Four」の2種類。「E-Four」はオンデマンド型の4WDで、通常の路面では前輪駆動で走るが、滑りやすい路面では後輪にもトルクを配分する。
インテリアは運転に集中出来るように、操作系を機能ごとにまとめたデザインだ。ユニークなのは、フロントシート用のセンターアームレスト先端に、指先のブラインドタッチで操作出来るオーディオシステムのコントローラーを設けた点だ。
機能主義的なインテリアでありつつ、シート表皮は「刺し子模様」を連想するパターンを用意するなど個性も演出、各所のクオリティも高い。インテリアカラーは鮮やかな「ホワイトアッシュ」や「ブルー」なども設定した。
ドライバーがクルマを運転しやすいよう、人間工学的にコクピットを設計しつつ、居心地のいい空間にもしようとする“心くばり”が随所に見られる。
グレード構成はスタンダードモデルにくわえ、「version C」「version L」、それにスポーティな「F SPORT」の計4タイプ。「version L」と「F SPORT」はリニアソレノイド式AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)をオプションで選べる。これは、電子制御により走行状況に応じてサスペンションの減衰力を変化させ、自動的に最適化するシステムだ。
さらに「F SPORT」は、フロントにパフォーマンスロッド、リアにパフォーマンスダンパーを組み込んで、操縦性を高める。エクステリアは専用の「Fメッシュパターン」フロントグリルや、アルミホイールによってスポーティな雰囲気を演出する。インテリアもステアリングホイール、シート、それにメーターは専用デザインだ。
先進安全装備も豊富だ。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせた自動ブレーキシステムは、自転車や夜間の歩行者も検知するなど性能を高めた。また、ACC(アダプティブクルーズコントロール)は、レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシスト(車線維持機能)の組み合わせによって、同一車線内をストレスなく走行出来るよう目指したそうだ。
気になる価格は、「UX200」が390万円から、「UX250h」が425万円から。
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