今年も参戦させていただきました「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」! 毎年出場させてもらい感謝、感謝なのですが、2023年9月9日(土)に行われた今回のレース(第34回目。凄い歴史です!)の模様をレポートします。
文:ベストカー編集部 飯干俊作/写真:ベストカー編集部
■「もっと速く走れよ!」とピットからの連絡
2023年のメディア対抗ロードスターレースはこの4人で参戦。左からプリウス武井、山口聡BLITZ社長、編集部・飯干、編集部・赤澤(持続可能性を考えて初参戦の若手)
毎回のようにレース最終盤(終了5分前くらい)にガス欠リタイア、もしくはガス欠からの惰性でゴールという結果に終わっていたNo.08「ベストカー/おとなの週末」チームですが、昨年は5位に入賞。
どの角度から検証しても「まぐれ」という以外にない望外の結果に歓喜したわけですが、上位入賞チームは翌年のレースでハンディをいただくという独自のルールがあり、今年は2分間のピットストップを義務付けられました。
まぐれで上位に入ったチームに2分間のハンディはまことに厳しく、また、2分間止めた場合の燃費のコントロールもよくわからず、最初から苦戦必至の状況ではあったのですが、それにしても……です。
結果から先に言うと予想を上回る惨敗で、全21チーム中の18位ということになりました……。
15番グリッドからわたくし、編集部・飯干が一番手乗車でスタート。上限4500回転縛りでガソリンを温存する作戦は毎年のことなのですが、どうも(周りが)思っていた以上にタイムが伸びていないようです。
ピットからの連絡は、実際にはそうは言っていないのですが、脳内で翻訳すると「もっと速く走れよ!」という内容。
子どもに「もっと勉強しろ!」と言っているようなもので、できる人は言われなくてもやってますーって話です。
ベストカーの熱心な読者だという中学1年生の男の子が差し入れを持ってピットを訪ねてくれました。お父さんもベストカーファンでいてくれて、とても仲良し。「いい親子関係だなぁ」と心から思いました
最初に2分間のピットストップ義務をこなし、燃料を温存しながら二番手にスイッチ。ハァ~やれやれと思っていると走りすぎていたことが判明。
走行時間はひとり1回50分以内(助っ人とされるドライバーは40分以内)というルールなのに、なんと51分35秒走っていたそうです(のちに、そのペナルティとして90秒のピットストップを課された)。
遅いわ走りすぎるわで、ま、端的に言って「最悪の状況」ですね。どうりでクルマから降りた時のピットの空気が重かったわけだ。ははは(笑うしかねぇ)。
二番手プリウス武井(ベストカー連載“スーパーカー劇場”筆者)、三番手ベストカー編集部の赤澤烈(初出場)、四番手プリウス武井2度目の走行、そして最終ドライバーの山口聡(チューニングパーツメーカー“BLITZ”社長)と続いていったわけですが、途中でペースカーが投入されたこともあり、ガソリンは思いのほか余裕がありました。
■順位は捨てて、ファステストラップを狙うも、わずかに及ばず!
というわけで、最終ドライバー山口聡選手の時にはファステストラップ狙いに切り替え、どんどんプッシュしたわけですが、トップにわずかコンマ2秒及ばず全体の2位という結果に。
それでもタイヤもブレーキもくたびれた状態でコンマ2秒差まで詰めたのはたいしたもの。みなさん、BLITZの社長マジで速いですよ! よっ社長! ちなみに優勝はベストカーでもお馴染みの国沢光宏さん、大井貴之さんも走った「ENGINE」チーム。このレースで優勝するのは大変なことです。おめでとうございます。
このロードスターが、もしかしたら2024年はカーボンニュートラル燃料で走るかもしれない。それは大いに楽しみです!
そんなわけで、冒頭に書いたとおり我々「ベストカー/おとなの週末」チームは、昨年の5位から一気に18位に転落ということになりました。
「まぐれ」は続かないから「まぐれ」なのでしょう、それが現実……。しかし、我々の順位がどうこうよりも重要な情報があります。
なんと、来年はこのレースのロードスターをカーボンニュートラル燃料で走らせる計画があるそうなのです。そうした各方面の尽力があって、モータースポーツは継続していくというわけですね。ありがたいことです。
できることなら2024年、カーボンニュートラル燃料の記念すべき第1回大会(決定ではない)で入賞を果たし、「まぐれ」から脱却したいもの。
レースというのは、そういうハマれば抜けられない「沼」っぽいところがあるのです。まぁ、何よりもまず「走行時間超えるな、おれ」って話なんですけどね。
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みんなのコメント
下手くそが多数を占める内輪草レースの自己満記事に喜ぶ読者ってどれだけいるのかね?
おや、彼はまだ自主的出禁じゃねぇのかwww