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【プロが本気で推せるSUV】自動車ジャーナリスト九島辰也が選ぶ、とっておきのSUVはコレ!

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【プロが本気で推せるSUV】自動車ジャーナリスト九島辰也が選ぶ、とっておきのSUVはコレ!

カーライフ・ドライブを楽しむ [2023.06.16 UP]


【プロが本気で推せるSUV】自動車ジャーナリスト九島辰也が選ぶ、とっておきのSUVはコレ!
 日常の買い物はもちろん、ロングドライブ、レジャーと幅広い用途で使えるSUVは、クルマの人気カテゴリ。個性的なデザインや、力強い走破性を備えたモデルが多いのもその理由です。それゆえ巷にはたくさんのSUVが存在し、どれを買ったらいいのかわからない……そんな贅沢な悩みも出てきました。そこで今回の企画は、自動車ジャーナリストに訊く「本気で推せるSUV」。SUVに造詣の深い九島辰也氏に、おすすめの新車、中古車を選んでもらいました。

三菱 アウトランダー 2022年度国内販売台数PHEVカテゴリー第1位獲得


新車は「三菱 アウトランダーPHEV」がイチオシ!

三菱 アウトランダーPHEV
 九島氏が本気で推す新車SUVは、三菱 アウトランダーPHEVでした。その理由を聞いてみると……(以下、九島氏のコメント)

 「いま国産、輸入車問わずSUVは魅力的なモデルがたくさんあります。そのどれもが、スタイリング、実用性、燃費(または電費)でバランス良くまとまっています。その中での推しは三菱アウトランダーPHEVです。ポイントは第一にプラグインハイブリッドであること。実用範囲で約70キロEV走行ができます。よって普段乗りはそれで十分。でもって遠出する時はガソリンエンジンが発電機になりEV走行とハイブリッド走行してくれます。要するに充電が減ってきてドキドキすることはありません。それにこのエンジンは燃費が良いのでフューエルゲージがなかなか減らないのが嬉しい。当然、レギュラーガソリンですし。この他ではスタイリングもグッド。顔の印象は強いですが、それ以外のフォルムはオーセンティックで好感度が高いと思われます。積載性も優れますし。また、乗り心地がいいのは隠れた秀逸ポイントではないでしょうか。特に高速道路の移動は欧州車プレミアムSUVに迫る安定した乗り味。目的地に着いて感じるドライバーの疲れは軽減されます。」

 とのこと。PHEVというのが、キーワードですね。いままではハイブリッドが選ぶ基準となることが多かったですが、今後はPHEVだから選ぶ……という人が増えそうです。


九島氏ならどう使う?
 また、九島氏に「自分ならどのように使いたいか?」と問うてみました。すると、

 「そんなクルマに乗って行く場所は無限大にあります。家族や仲間とのドライブもそうですし、アウトドアも得意とします。なんたって給電できますから。カーゴにもリアシートにも1500Wの差し込み口があるので、家の電化製品をそのまま持ち込めます。個人的にはサーフィンの後ドライヤーで髪を乾かしたりします。冬は髪が濡れたままだと風邪引きますから大事ですね。ポットでお湯を沸かしてコーヒー飲んだり、その使い勝手の良さを知ると手が離せません。」

 PHEVでキャンプはとても親和性が高いチョイス。その場で電気が使えるというのは、大きなメリットですね。


中古車は「トヨタ FJクルーザー」がねらい目!

トヨタ FJクルーザー
 お次は、中古車の「本気で推せるSUV」を選んでもらいました。九島氏がチョイスしたのは、トヨタ FJクルーザー。その理由は……

 「見た目はもちろんのこと、パワーソースからも今後同様のモデルが登場するとは考えにくい気がします。というのも、このクルマはデザイン優先なので見切りは良くなく運転していて視界が狭く感じます。そもそも北米マーケットに向けて設計され国内販売する予定ではなかったのでそうなったのでしょう。アメリカのような道の広いエリアで運転するのであれば気になりませんが、日本では少々厳しいと思われます。象徴的な太いフロントピラーがちょっとした死角になったり。とはいえ、それを度外視して出来上がったスタイリングは他に類を見ないものに仕上がりました。ミリタリーチックなところが男心をくすぐります。それにトヨタ自体が右ハンドルをつくり国内販売に踏み切ったのですからそこは拍手すべきです。初めから日本での販売を視野に入れていたら、こんな魅力的なスタイリングにはなりません。パワーソースは4.0L V6の自然吸気ガソリンエンジンのみで、そこもグッド。ガソリンエンジンの“味”をぞんぶんに体感できます」

 実用性よりもデザイン性が評価されているようです。映画に出てきそうな個性的なスタイルは、所有欲を掻き立てられます。また、大排気量のガソリンエンジンというのも、今しか乗れない趣味のクルマということですね。


九島氏ならどう使う?
 「そんなクルマだけに、オフロードコースに乗っていくとさらにその魅力を感じます。というかそこでの実力は想像以上。前後のアングルは深く、4WDに切り替えればセンターデフがロックされます(仕向地にもよる)。よって車高を上げて太いタイヤを履くなどしてカスタムして楽しみましょう。そしてキャンプ場に現れれば仲間内でヒーローになれるかもしれません。」

 デザインだけでなく、オフロード性能も一級品のFJクルーザー。そのままでも使えますが、カスタムして遊ぶのも楽しそうです。ちなみに中古車価格は190万円~530万円。根強い人気のモデルゆえ、高値をキープしています。


グーネット編集部が選ぶのは?

トヨタ ヤリスクロス

マツダ CX-5
 最後に、グーネット編集部が選ぶ「本気で推せるSUV」を紹介します。


新車:トヨタ ヤリスクロス
 おすすめの理由は、なんといっても扱いやすさ。コンパクトなボディは、運転が苦手なひとも安心で、ついついドライブに出かけたくなります。大きすぎるボディは、クルマに乗るまでの心理的なハードルが高いもの。そんな不満を解消するサイズながら、室内もしっかり実用性のある広さが確保されています。単身、カップル、ファミリー問わず、これ1台で困ることはありません。ヤリスという名称が付くものの、コンパクトカーのヤリスとは大きく差別化されたデザインもGOOD。また、リセールバリューが高いのも注目のポイントですね。


中古車:マツダ CX-5
 2017年に登場した現行型CX-5、相場がグンと下がって買いやすくなりました。現在の価格帯は120万円~400万円と幅が広いものの、平均価格は240万円ほど。100万円台の物件も目立ってきており、以前と比べてかなり買いやすくなったといえます。また、ファミリーユースでも不満のない広い室内とラゲッジ、パワフルかつ低燃費なディーゼルエンジンの設定、高速安定性の高い走りなど、弱点なしの使い勝手も魅力です。


まとめ
 いかがだったでしょうか。クルマは大きな出費の買い物ゆえ、買って後悔はしたくないもの。特にSUVは各メーカーがさまざまなモデルを販売しており、意外と選ぶのが大変なジャンルといえます。今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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