■すごい珍しいバン仕様
トヨタの商用バンと言えば「ハイエース」「タウンエース」「プロボックス」「ピクシス」がありました。
実はこれら以外にも希少な2人乗り仕様のバンが存在していたようです。
【画像】「えっ…!」これも珍しい「トヨタ車」 イエロー&グリーンの実車を画像で見る!(47枚)
仕事で活躍する商用バン。軽自動車サイズから全長5m級など様々な大きさが存在します。
一般的にボディタイプとしては、ハイエースのようなボックス型やプロボックスのようなワゴン型が主流です。
そんな中かつてトヨタにはどちらでもないタイプが存在しました。
それが「JPN TAXI(バン仕様)」です。
2017年にデビューしたJPN TAXIは、それまで使用されていた「クラウンコンフォート」の後継にあたるタクシーモデルとして、ロンドンタクシーをモチーフにしつつ日本らしさを取り入れたクルマです。
キャッチコピーとして「次の日本に、いらっしゃいませ。」があるように、2020年の東京オリンピックに向けて次世代タクシーとして開発されました。
トヨタが展開するタクシー車両としては、JPN TAXIは約20年ぶりの新型車両として登場。開発にあたってはタクシー会社はもちろん、タクシードライバーからの意見を取り入れたということもあり、大きく注目を集めました。
JPN TAXIは乗用車であるコンパクトミニバン「シエンタ」がベースとなっており、従来のセダンにはなかった車内の快適性と車内空間が大幅に向上されました。
ボディサイズは全長4400mm×全幅1695mm×全高1750mm。後部座席ドアの開口部はシエンタよりも大きく設計され、加えて電動スライドドアを採用し、乗り降りをしやすくしています。
そのほかにも、専用設計のサスペンションを搭載し、耐久性も向上。また、交換可能な3分割バンパーなど、メンテナンスや修理に費用がかからないようなコスト削減も図られています。
燃費も19.4km/L(JC08モード)と従来のセダンモデルと比較して大幅に向上しているなど、タクシーとしての使い勝手も良く、しっかりと業界からの意見が反映されていることがうかがえます。
発売から約5年が経過した現在、首都圏で見かけるタクシーのほとんどがJPN TAXIとなり、その導入台数は多くのシェアを集めている一方で、ベースとなる乗用車の「シエンタ」が使用されることも少なくありません。
また、地方ではまだまだクラウンコンフォートが活躍していることも多く、個人タクシーではまだまだ「クラウンアスリート」なども見受けられます。
そんなJPN TAXIには、特装車であるバン仕様が用意されていました。
通常の「和」グレードをベース車両とし、運転席と助手席の2人乗りです。
通常であれば利用客が座る後部座席を無くして、フロア補強することで、最大積載量は200kgの4ナンバー登録となります。
また、タクシーということからLPGガスを使用したクルマということにもなり、燃費の向上等も見込めることから、営業車や配送業車などとしての利用が見込まれるモデルです。
SNSでは「JPN TAXIにバン仕様なんてあったんだ」「走ってるの見たことない」「どんなクルマか気になる」などのコメントが寄せられており、あまり見慣れないモデルとも言えるかもしれません。
JPN TAXIのバン仕様について、首都圏のトヨタ販売店担当者は、次のように話します。
「バン仕様については、数年前に用意されていましたが、弊社では過去にもお取り扱いがありません。
特装車として用意されているクルマですが、現在では取り扱いがないのではないでしょうか。
もちろん商用車としての利用がメインとなってくるモデルになりますが、LPG車ということもあり、通常の『プロボックス』などと比較して使い勝手が良くない地域もあるかもしれません」
また、関西圏のトヨタ販売店担当者は、次のように話します。
「バン仕様はベースグレードから仕様を変更した特装車です。特装車は、お客様から依頼があった際に製作するというものです。
過去には作っていた会社がありましたが、現状はお取り扱いがありません。かなり珍しいモデルになると思います」
※ ※ ※
最近では街中の至るところで見かけるJPN TAXIですが、そのバン仕様はほとんど見かけることはありません。
ちなみに、欧州などでは「ランドクルーザー」や「ヤリス」のバン仕様などもラインナップされており、日本よりもバンのバリエーションは豊富なようです。
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みんなのコメント
4ナンバーにした方が経費は安いし、ガスは自社で充填できるし。
このネタ、何回目だ?