FCAジャパンは、欧州の商用車市場におけるベストセラーモデル「フィアット デュカト」の国内導入を開始すると発表した。デュカトは欧州商用車市場ではおよそ7割のシェアを誇り、日本の「トヨタ ハイエース」に近い存在。では具体的にどんなモデルなのか見ていこう。
まずボディサイズは、ベーシックな「L2H2」が全長5,413mm×全幅2,050mm×全高2,524mm、ロングホイールベース版の「L3H2」は全長が5,998mmとなり、さらにロングホイールベース+ハイルーフ仕様となる「L3H3」は全高2,764mmというサイズ。この3タイプが国内導入される。最大積載量はL2H2が1,645kg、他は1,540kgとなる。パワートレーンは180hp/450Nmの2.2Lディーゼルエンジンで9ATを介して前輪を駆動。商用車とはいえ、革巻きステアリング、フルデジタルコクピット、デジタルルームミラー、レーンデパーチャーウォーニングなど装備は充実している。なお、国内導入モデルは右ハンドル仕様となる。
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ちなみにデュカトの駆動方式はFF。日本では満積載時に後輪荷重が増大してもトラクションを確保できるようFRが主流となっているが、欧州では荷室へのアクセス性やフラットな床面などを強みとするFFモデルの人気は多い。
なお、日本においてデュカトは、主にキャンピングカーのベース車両として展開される。実は日本においてデュカトはすでにキャンピングカーのベース車両として地位を確立しており、満を持しての正規輸入開始というわけだ。
国内におけるデュカトのスタート価格は469万円で、デリバリー開始は本年夏を予定している。販売ネットワークは、車両架装を専門とする法人、既存のディーラーなどを主な候補としているとのことで、今後詳細が徐々に発表されていくことになりそうだ。
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みんなのコメント
全く大きさが違う車を比較するなよw