■新時代のホンダ車を示唆する2モデルが登場
アメリカ・ラスベガスで2024年1月10日から12日まで開催された電子機器の見本市「CES 2024」に、近年は自動車メーカーも積極的に参加しています。
今回ホンダは、このショーで「0シリーズ」という新たなコンセプトモデルを発表しました。
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0シリーズは、ホンダが2026年からグローバルで展開していく新たなEVのモデル群です。今後、ホンダがグローバルで展開していくBEV(バッテリーEV)は0シリーズに属するものと思われます。
0シリーズは「Thin, Light, and Wise(シン ライト アンド ワイズ)」という新たな開発アプローチを軸に、「共鳴を呼ぶ芸術的なデザイン」「安全・安心のAD/ADAS(先進運転支援システム)」「IoT・コネクテッドによる新たな空間価値」「人車一体の操る喜び」「高い電費性能」という5つのコアバリューが提供されます。
また、この0シリーズの発表と共に、新しいホンダの「H」マークも発表されました。40年以上使い続けたマークを変更するということから、次世代EVを本気で取り組んでいくというホンダの決意がうかがえます。
そして発表と同時に世界初公開されたのは「SALOON(サルーン)」と「SPACE-HUB(スペース ハブ)」という2台のコンセプトモデルです。
サルーンはホンダ0シリーズのフラッグシップコンセプトモデルに位置付けられています。前衛的なデザインが特徴的ですが、これはEV専用アーキテクチャを採用したことにより実現することが出来ました。
バッテリーを搭載するBEVでも、ホンダが長年大切にしてきたスペースを有効活用する「M・M思想」を取り入れ、かつデザインも譲らない結果誕生したのがサルーンと言えるでしょう。
また、ドライバーに提供する愉しさという面では、直感的な操作が可能なUI(ユーザーインターフェース)と、電気信号によるステアリングの制御を行うSBW(ステアバイワイヤ)の採用や進化した姿勢制御などが組み合わされました。
運転という面でも、各種機能を操作するという面のどちらでも、ドライバーの感性に共鳴するドライビング体験の提供を目指したモデルと言えます。
一方で、スペース ハブは、「人々の暮らしの拡張」を提供することをテーマに開発したモビリティです。
ユーザーの「やりたい」に即座に応えることが可能な、フレキシブルな空間を備えたモデルだといい、インテリアは広々とした空間と見晴らしのいい視界を実現しているのが特徴です。
新幹線の回転シートのように向き合って座ることが出来るシートとフラットで面積の大きいフロアは、エンジンやトランスミッションを搭載しないという、BEVならでは特色を活かしています。
この2台のコンセプトモデルは、1つは高級サルーン、もう1つはスペースを有効活用するMPV(いわゆるミニバン)といった印象で、キャラクターが大きく違うことを考えると、こうしたモデルだけでなく、0シリーズで様々なモデルを展開していくことでしょう。
今後どのような0シリーズが披露されるのかも、注目していきたいところです。
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みんなのコメント
ランボルギーニ + ハンディクリーナー + 昔のロボット顔のヘンテコデザインに
サステナCコンセプトもそうだけどホンダはマヌケなロボット顔がお好きなようで