この記事をまとめると
■フォルクスワーゲンジャパンが日本への正規輸入70周年を迎えた
ドイツ版「ネコバス」じゃなくて「キツネバス」!? 魔改造されちゃった8輪の「ワーゲンバス」は雪上御用達のガチ実用車だった
■70周年を記念した特別仕様車をゴルフとゴルフヴァリアントに設定
■さらに新型EV「ID.Buzz」の2024年末以降の正規導入も合わせて発表
新時代のフォルクスワーゲンを象徴するEVが日本に来る!
フォルクスワーゲンはこれまでに数多くの車種を世に送り出してきた。例えば、「ビートル」という愛称で親しまれたタイプ1や、コンパクトカーの代表格であるゴルフなど。日本市場には、1953年に1台のタイプ1と2台のタイプ2(ワーゲンバス)を正規輸入したのが始まりで、その歴史は2023年で70年を迎えた。
そしてこの度、フォルクスワーゲンジャパンは、日本での正規輸入70周年を記念して特別仕様車の設定と、新型EV「ID.Buzz」を2024年末以降に正規導入することを発表した。
70周年記念特別仕様車のベースモデルには、フォルクスワーゲンを代表するモデルであるゴルフとゴルフヴァリアントをセレクトし、「プラチナムエディション」を設定する。
※画像はベースモデルのゴルフ
このプラチナムエディションは、LEDマトリクスヘッドライトの「IQライト」や純正インフォテインメントシステムの「ディスカバープロ」、さまざまな車両情報を表示するヘッドアップディスプレイなど、先進技術を標準採用したモデルとして販売される予定だ。
※画像はゴルフ eTSI Rラインのインテリア
ゴルフ/ゴルフヴァリアントの両プラチナムエディションの価格は発表されていないが、「お求めやすい価格で設定」との案内があったため、期待してもよさそうだ。
一方、正規導入予定であることが発表されたID.Buzzは、EVブランドである「ID」シリーズから2022年5月に登場したモデルで、名車「タイプ2」の現代版と呼べるもの。
パワーユニットは最高出力204馬力・最大トルク310Nmのモーターで、後輪を駆動する。床下には77kWhのリチウムイオン電池を配置し、一充電航続距離423km(欧州仕様)を実現し、日常使いにおいて十分な性能を発揮する。
ID.Buzzの価格は、欧州市場で約960万円。日本仕様の価格はまだ明らかになっていないため、その販売価格が大いに気になるところだ。
ちなみに、フォルクスワーゲンジャパンは70周年を祝う特設サイトを開設しているので、気になる人はサイトを確認してもらいたい。
今回、フォルクスワーゲンジャパンから日本正規輸入70周年を記念してアナウンスされたふたつの発表は、どちらもファンにとっては見逃せない内容となっている。とりわけID.Buzzは、日本導入を求める声も多かっただけに、ファンにとっては朗報となったに違いない。
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みんなのコメント
欲しくはないなぁ・・・。
これじゃちっちゃいエスティマだよ。