■ずっと続けたい
ダイハツは2022年6月19日、コペン20歳の誕生日に開催されたメディア向け説明会において、20周年を機にあらためてコペンを今後も続けていくことを表明した。
2022年はスポーツカーの大きな転換期? 厳しくなる騒音規制…EVシフトとの関係性
ダイハツの取締役 営業CS本部長を務める武田裕介氏は「コペンはお客様の夢でもありますし、私たちも大切なクルマであると思っています。ずっと続けたいと思って仕事をしております。お客様にも愛していただいておりますが、私たちにとっても可愛くて仕方がないクルマです。そんなコペンをしっかりと作ろうと思っております。愛情たっぷりに続けさせていただきます」と語っている。
ただし、ライバルだったホンダの軽オープンスポーツのS660は2022年3月に生産終了に。2022年4月以降に生産するために必要だった法規対応を諦めての生産打ち切りだったとのことである。ダイハツも次から次へとやってくる規制や法規への対応には苦慮しているはず。そこで、ダイハツのくるま開発本部 製品企画部 部長の南出洋志氏に、コペンの今後についてお話を伺った。
■コペンを続けていくなかで、苦労している点は?
基本的にオープンスポーツカーというのは、厳しくなる法規への対応がより難しくなっていますが、私たちも現法規には満足させるように進めております。そのなかで、このコペンの火は消してはいけないということで、(法規や規制に)対応し続けようということで頑張っています。近々の法規対応には1つずつミートしていこう、階段を上っていこうということです。ハードルがだんだん高く、確かに厳しいところはありますが、頑張ってやっていきます。
■今後大変になるのはどのあたり?
2025年12月から軽を含む国産乗用車(継続生産車)に適用される衝突被害軽減ブレーキ関係もそうですし、あと最近でいくと衝突関係の法規がより一段厳しくなってまいります。そういったところをどのように対応していくかというのがこれからの課題だと思っています。(プラットフォームの)キャリーオーバーで対応できる範ちゅうを超えるかもしれないので、そこの見極めをこれからやっていかないといけないというところです。
■コペンは絶やしてはいけない?
そうなんです。コペンが採用しているプラットフォームは、最新のDNGAプラットフォームではなくて、その前の前ぐらい、(2代目コペンが出た)2014年にあったタイプなので、最新のものに追いつくためにいろいろと手を入れないといけない。細々と変えていくなら(一挙に)DNGAプラットフォームに変えていけばいいのですが、ただそこまでするかどうかというなかで、現行の積み上げで何とかしていきたいと思っているのが現状です。将来的にどうするかは、考えながらになると思います。現段階では検討中ということで何とも言えないです。
見ておわかりのとおり小さなクルマですので、設計的には大変厳しいところはございます。やはり一歩ずつ対応していくのは大変ですが、ご愛顧されている方、お客様の声に応えていきたいということで、開発陣は頑張っています。私たちは社内にもコペンを愛する開発者がおります。(将来に)ぜひ期待してお待ち下さい。
〈文=ドライバーWeb編集部 写真=長谷川拓司〉
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みんなのコメント
ホンダからスポーツ魂を取って何が残るのやら。
開発時は一生懸命なんだが、できたら脆弱な営業に丸投げ。
トヨタがスープラみたいにOEMで販売してたら今でも現存してたのに。