VW「新型ゴルフ」が受注1ヶ月で1000台と好調な滑り出し。輸入車トップの座を取り戻せるか？

デジタル化と電動化を果たした新型「ゴルフ」。通称“ゴルフ8”の国内での受注開始から1ヶ月が経過した。受注開始から1ヶ月後となる3月9日時点で、受注台数の累計は1000台を突破。フォルクスワーゲン グループ ジャパンが9日、明らかにした。

1975年に初代ゴルフ1が国内導入されてから46年。ゴルフは比較的身近な“外車”として、あるいはドイツ車の美点を広く伝える存在として日本で高い人気を誇ってきた。フォルクスワーゲン グループ ジャパンの発表によると、国内のシリーズ累計販売台数は90万台を超える。

一方、輸入車のラインアップが拡大した近年はかつての勢いはなく、フォルクスワーゲンブランドとしてはメルセデス・ベンツやBMWに抜かれる傾向にあり、モデル別の売れ行きではゴルフはMINIの後塵を拝している。

しかし日本での販売実績が長く、名声を確立している存在。新型が登場したとなれば、人気が再燃する可能性は大だ。実際、全体で月2～3万台規模の輸入車市場にあって、月1000台という受注台数はかなりの水準。明るい展望が期待できそうだ。

新型ゴルフは内容的にもトピックが多く、メーターをフルデジタル化した「デジタルコクピット」の全車標準化や、モーターアシスト機能を持つ48マイルドハイブリドシステムをフォルクスワーゲンとして初採用するなど、デジタル化と電動化を推し進めている。また、安全面でも新採用の機能を含む運転支援システムの充実により、クラスを超えた安全性が追求されている。

また販売面では、3月中に予約するとオプション費用5万円分をサポートするなどのキャンペーンを展開。こうした施策もさらなる受注増に貢献しそうだ。

Comments

1000台！　　外車としては凄い数なのかな？
結構、前回のミッションリコールで懲りちゃった人は予約しないだろうね。
10年保証、今回も見送りでしょ。
アメリカ、中国は10年保証なのに日本だけ5年保証。これじゃ、信用されないでしょ。

もう買い替え時期なんですが、今回のゴルフはパスで。
理由、明確に先代、先々代よりカッコ悪いから、それだけ。