下手な3ナンバーワゴンより幅広いモデルもある
軽自動車で予算100万円。それも最大4人乗車して、荷物もどっさり入るクルマはないものか……。そんな希望に応えてくれる軽自動車と言えば、プチバン的キャラクターを持つ、背が高く、両側スライドドア&後席スライド機構付きのスーパーハイト系軽自動車だろう。
見た目より実を取るならSUVよりミニバン! 予算100万円で狙える「アウトドア」での万能っぷりが半端ないモデル6選
ホンダN-BOX
予算ありきで考えるとして、まずは王道のホンダN−BOXだ。さすがに2017年8月にフルモデルチェンジした2代目となる現行モデルは難しいが、パッと見、現行モデルとの違いを見出しにくい(あくまで外観の見た目の話です)先代モデルの、それほど古くない2015~最後期型の2017年モデルが予算内に入る。
そのラゲッジスペースはと言えば、開口部地上高が480mmと素晴らしく低く、重い荷物の出し入れは極めて楽々(2015年のMCで加わった後席スライド機構付きモデルは545mm。いずれもFF)。フロアも後席使用時で奥行き395mm(後席スライドなし)、後席左右分割スライド機構付きは後席のスライド位置によって345~535mmと、一気に拡大することができる。最大幅も1120mmと下手な3ナンバーワゴンより幅広かったりするのである。
そしてスーパーハイト系軽自動車ならではの天井高は1200mmもあり、背の高い荷物の積載もOK。さらに後席の座面をハネ上げたトールモードでは、観葉植物などの背の高いものも無理なく積み込める。センタータンクレイアウトを生かした魔法のパッケージングによって、まさに大容量ワゴンといっていい荷物の積載性を誇っているというわけだ。
ちなみに、2代目N−BOXで、よりフレキシブルなシートアレンジで荷物の積載性がさらに高まったのは、初代N−BOXの開発陣の悲願が達成された、2015年8月のビッグMC以降の後席左右独立スライド機構を備えたモデルとなる。できればその仕様を探したい。
ダイハツ・タント
子育て御用達軽というイメージも強いダイハツ・タントもN−BOX同様に、大容量ワゴンとしての荷物の積載力を備えている。現行型は2019年デビューだからまだまだ新しく、予算100万円以下となると、2013年に登場した先代モデルが射程内となる。
とはいえ、先代モデルでも後席240mmものスライド量を持つのが特徴で、ラゲッジスペースは開口部地上高が580mmと、N−BOXほどではないにしても低め。フロアは後席使用時で奥行き270~500mm、最小幅870mm、天井高1120mmと、さすがのスーパーハイト系軽自動車だけに、高さ方向の余裕が際立つパッケージングだ。
そしてもちろん、Bピラーレスのミラクルオープンドアを助手席側に備えているから、スライドドア側からの大きな荷物の出し入れも容易という大きな魅力がある。
スズキ・スペーシア
N−BOX、タントとくれば、次はスズキのスペーシアである。だが、おいしいことに、スペーシアの場合、2017年12月に発売された現行モデルとなる2018~2020年モデルの中古車が予算100万円以下に顔を出してくる。
肝心のラゲッジスペースは、開口部地上高が540mmと、先代N BOXの後席左右独立スライド機構付き車と同等の低さとなる。150mmのスライド量を持つ後席を後端にセットすればフロア奥行は310mmだが、後席を前にスライドさせ、身長172cmの筆者のドライビングポジション基準で後席膝周り空間に膝が組める165mmをキープしたとしても、430mm~の奥行きを確保可能。軽自動車として十二分なフロア奥行きが出現する。また、フロア幅は最小855mm、天井高は1190mmと、やはり高さ方向の余裕が特徴的だ。
しかも、スペーシア、というより、スズキの軽自動車のワゴンRなどもそうだが、後席を格納して拡大したラゲッジスペースのフロアがクラスでもっともフラットになるのも、シートアレンジ時の魅力となる。さらに自転車が積み込みやすいように、開口部中心にタイヤガイド的な切れ込みがあるのもスペーシアならではだ。
じつは、このほかにも、2013年登場の2代目日産デイズ・ルークスもスーパーハイト系軽自動車の中古車として存在するのだが、当時、ターボでさえ加速力はライバルのNAエンジン並み+α程度。NAエンジンになると驚くほど遅く!?(あくまで筆者の試乗比較印象です)、4人乗車、荷物満載ともなれば、加速力はかなり歯がゆくなるため、今回はあえてリストアップしていない。
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