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フォルクスワーゲンのベストセラーSUV「ティグアン」が3代目にフルモデルチェンジ

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フォルクスワーゲンのベストセラーSUV「ティグアン」が3代目にフルモデルチェンジ

フォルクスワーゲン ジャパンは2024年11月19日、同年9月から予約注文を受付していた、3代目新型「Tiguan(ティグアン)」のメーカー希望小売価格を決定し、同日より全国のフォルクスワーゲン正規販売店にて販売を開始したことを発表した。

プラットフォームは上級セグメントの先端技術を数多く採用
ティグアンは2007年の初代モデル導入以来、全世界で760万台以上の販売を達成し、2019年以降はフォルクスワーゲン グループ全体のモデルラインナップの中でも、高く評価されているベストセラーモデルとなっている。

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3代目となる新型ティグアンは、ボンネットの位置を従来モデルより高くすることで、SUVらしい力強さを強調すると同時に、空力性能も追求しCD値は0.33から0.28へ向上している。

また、プラットフォームは、従来のMQBアーキテクチャーからさらに進化したMQB evoを採用。これによりアダプティブシャシーコントロール“DCC”から”DCC Pro”に、従来のマトリックスヘッドライト“IQ. LIGHT”が“IQ. LIGHT”HDへ、インフォテイメントシステムは新世代設計となる“MIB4”へと進化を遂げ、上級セグメントの先端技術を数多く採用することが可能となった。

アダプティブシャシーコントロール”DCC”は、ボリュームセグメント初となる2バルブ独立制御式の”DCC Pro”へと進化し、従来の機構では不可能だった複雑な制御を実現している。

新型「Tiguan」ではこの技術を用いることで本来相反するダイナミックな走行と快適な乗り心地を、これまでにない高いレベルで両立している。スポーツモードではフォルクスワーゲンらしい軽快なハンドリングを、コンフォートモードでは快適なフラットライドを体験できる。

さらに、“DCC Pro”は電子制御ディファレンシャルロック(XDS)を高度に協調制御する”Vehicle Dynamics Manager(ビークル ダイナミクス マネージャー)”と組み合わされ、走行状況に応じて4輪独立で可変制御することで、定評あるフォルクスワーゲンの正確なステアリングレスポンスは、さらなる高次元へと達している。

従来モデルより設定されていたLEDマトリックスヘッドライトは、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDの点灯・消灯を個別に制御することで、最適な配光を可能とした最新のヘッドライトシステムだ。

新型「Tiguan」にはさらに進化した“IQ. LIGHT” HDを『Elegance』と『R-Line』に標準装備。従来よりも細かい制御が可能になった事で、夜間や暗い場所での走行をより快適かつ安全にしてくれる。

センターコンソールに配置されたドライビング・エクスペリエンス・コントロールはオーディオの音量調整や運転モードの選択といった機能への素早いアクセスを実現。

ベースグレード以外の『Elegance』と『R-Line』には空気圧式リラクゼーション機能を運転席と助手席に標準設定。さらにオプションのレザーシートパッケージ装着時には、8種類のパターンから選択できる空気圧式リラクゼーション機能を運転席・助手席の両席に搭載した。

またシートベンチレーション機能により、乗員とシートの間にこもった熱を逃し、快適性を維持するほか、外気温を検知してシートヒーター・ベンチレーションを自動的に作動するよう設定する事も可能となる。

ティグアン初のMHEVと2Lディーゼルを設定
パワートレインについてはティグアンとして初となる1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、日本でも人気の高い2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた2つのラインナップとしている。

新型ティグアンに搭載される1.5L eTSIガソリンターボエンジンは、最大出力110kW (150ps)、最大トルク250Nmの最新世代EA211 evo2エンジンだ。

アクティブシリンダーマネジメント機構(ACT)が強化され、4気筒のうち2気筒をより頻繁に停止して走行する事で効率を高めている。

走行中にエンジンの停止・再始動を行い、エココースティング走行に切り替える事も可能。これにより100km走行あたりで最大0.5Lのガソリン節約に寄与している。

また新型ティグアンには回生ブレーキによる電力を蓄える48V リチウムイオンバッテリーと、オルタネーターとスターターの役割を果たす48V水冷式ベルトスタータージェネレーターを組み合わせた、48Vマイルドハイブリッドシステムを初搭載。

48Vベルトスタータージェネレーターはモーターとしても機能し、発進時トルクをアシスト。燃費向上に寄与するだけではなく発進・加速もサポートする。

2.0L TDIディーゼルターボエンジンは142kW (193ps)の最高出力と、400Nmの最大トルクを発生させるEA288 evoエンジン。

SCRシステムを2つに増やす事で窒素酸化物(NOx)の排出量をさらに削減する、ツインドージングシステムを搭載。フルタイム4WDシステム”4MOTION”と組み合わせる事で、力強い走りを実現している。

グレードは、1.5L eTSIエンジン、2.0L TDIエンジンともに同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”やレーンキープアシストシステム”Lane Assist”、 レーンチェンジアシストシステム”Side Assist Plus”などの最新の運転支援システムを標準装備としたエントリーグレードの『Active(アクティブ)』を設定。

さらにLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT HD”や運転席/助手席のシートリラクゼーション機能を標準装備した『Elegance(エレガンス)』、そして専用エクステリアを身に纏い、専用シートや20インチアルミホイールを装着した『R-Line(アール ライン)』という3グレードを、それぞれのパワートレインと組み合わせて設定し、計6グレード展開となる。

フォルクスワーゲン ティグアン TDI 4モーション Rライン主要諸元
●全長×全幅×全高:4540×1860×1655mm
●ホイールベース:2680mm
●車両重量:1750kg
●エンジン:直4DOHC ディーゼルターボ
●総排気量:1968cc
●最高出力:142kW(193ps)/3500-4200rpm
●最大トルク:400Nm/1750-4200rpm
●トランスミッション:7速DCT(DSG)
●駆動方式:2WD
●燃料・タンク容量:軽油・61L
●WLTCモード燃費:15.1km/L
●タイヤサイズ:255/55R18
●車両価格(税込):653万2000円

フォルクスワーゲン ティグアン ラインナップ&プライス
eTSIアクティブ:481万7000円
eTSIエレガンス:547万円
eTSI Rライン:588万9000円
TDI 4MOTIONアクティブ:561万9000円
TDI 4MOTIONエレガンス:621万8000円
TDI 4MOTION Rライン:653万2000円

[ アルバム : フォルクスワーゲンのベストセラーSUV「ティグアン」が3代目にフルモデルチェンジ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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