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木村偉織&小出峻のSFライツ上位コンビがSFテスト初日を終える。SF23にも素早い順応

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木村偉織&小出峻のSFライツ上位コンビがSFテスト初日を終える。SF23にも素早い順応

 12月6日、三重県の鈴鹿サーキットでスタートした全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テスト/ルーキーテスト。B-MAX RACING TEAMからは、2023年に全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権でチャンピオンを獲得した木村偉織、3位の小出峻のふたりが参加し、初めてのSFドライブを果たした。

 2023年のスーパーフォーミュラ・ライツは木村、小出、そしてランキング2位となった平良響という3人によってタイトルが争われたが、最終大会のもてぎで2勝、2位を1回と好結果を残した木村が逆転でチャンピオンを獲得。第5大会の岡山で2勝を飾るなど、後半戦でポイントを重ねた小出は3位でシーズンを終えていた。

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■「レギュラーシートに繋げたい」ライツ王者の木村
 そんなふたりが、12月6日にスタートしたスーパーフォーミュラのテストにそろってB-MAX RACING TEAMから参加した。2年目のライツでタイトルを獲得した木村にとっては、ライツ王者を引っさげての満を持してのSFドライブだ。

 午前は34周を走り1分39秒836、午後はトラブルがあったものの17周を走り1分38秒777というベストタイムを記録し初日を終えた木村は「初めてのクルマは(ライツの)チャンピオンであろうが2位であろうが変わらないですし、どう習熟していくかもチャンピオンだからすぐ慣れるというわけでもないので、人との比較というより、自分自身がどう準備していけるかを意識していきました」と今回のスーパーフォーミュラテストに臨んだと語った。

 木村にとっては初めてのSF23ドライブとなったが、他の多くのドライバーがそうであったように、ライツからスーパーフォーミュラへの乗り換えはスムーズだった様子だ。「ライツと比べるとパワーが増え、車格も重量も増えている感じなので、本当にライツの延長線上の、“上位互換”というクルマだったと思います」と木村はSF23について語った。

「スピードにもすぐ慣れることもできたと思います。ニュータイヤのグリップの限界などは自分自身まだ掴みきれないところもありましたが、クルマ自体は比較的スムーズに慣れることができました」

 もちろん木村にとっては、同じB-MAX RACING TEAMからの参加ということも大きかった。木村のライツ初年度を担当した宮田雅史エンジニアが今回も担当で、「他のスタッフの皆さんも食事にいったりしていたので、全員が顔なじみのような感じでした。だからすごくやりやすかったです。聞きづらいところも遠慮なく聞けるので、その点ではすごく良い環境をいただいたと思っています」と木村は言う。

 今回の木村のスーパーフォーミュラテスト参加は、もちろん2024年を見据えたものになるはずだ。体力面でも「3日間走ることはレギュラードライバーでもないことなので、大変だろうと予想してトレーニングをしていきましたが、その点では予想どおりでした」ときっちりと初日をこなすことができたという。

「しっかりとテストをして、レギュラーシートに繋げていきたいです」と2日目以降に向けて木村は充実した表情を浮かべていた。

■「すごくポジティブ」小出もSFテスト初日に充実
 一方2022年のFIA-F4チャンピオンであり、ランキング3位で初年度のスーパーフォーミュラ・ライツを終えた小出は、初めてのSF23に対し木村よりも驚きがあったようだ。

「ライツはコーナリングスピードも速いので、目がついていかないなどのことはなかったのですが、なんというか、クルマから伝わってくるエネルギーのようなものが違いました。クルマじゃないような、戦闘機のような、身体に伝わってくる感覚が違いました」と小出は興奮気味に振り返った。

「FIA-F4からスーパーフォーミュラ・ライツに初めて乗ったときも『これは本当のレーシングカーだ』と思ったくらいなのですが、それがかわいく感じるくらい、これがトップのフォーミュラカーなんだ、ということを肌で感じることができました」

 そんな小出は、午前は40周を走り1分40秒286を記録。午後は37周を走り、1分39秒171を記録した。「しっかりとチームのプランをこなしていくことをメインにしていたので、そういう意味ではプランどおりに走ることができています。スーパーフォーミュラにも少しずつ慣れてきているので、すごくポジティブですね」と初日の走行に満足している様子だった。

 また、今季小出は、TODA RACINGの一員としてスーパーフォーミュラ・ライツを戦っており、B-MAX RACING TEAMはライバルでもあった。その点について聞くと「ライバルとして見ているなかでも『こういうところが強いんだな』とか『こういうところはTODA RACINGが良かったな』と思うところもあったので、中で見られたことでその再確認にもなりましたし、中からじゃないと知られないこともあったと思います」と、新たな発見があったという。

 2023年はライツでの活躍はもちろん、スーパーGT GT300クラスでもチャンピオン争いに加わる速さをみせた小出。スーパーフォーミュラでもその活躍を期待したいドライバーのひとりだが、まずはその初日をきっちりと終えることができたと言えるだろう。

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