現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > なんだかんだ「燃費No.1」が強し!? 激動の2020年登録車ナンバーワンはどのモデル?

ここから本文です

なんだかんだ「燃費No.1」が強し!? 激動の2020年登録車ナンバーワンはどのモデル?

掲載 更新 24
なんだかんだ「燃費No.1」が強し!? 激動の2020年登録車ナンバーワンはどのモデル?

■2021年も、新車選びで燃費性能は重要な指標となる?

 日本自動車販売協会連合会は、2020年の登録車販売台数ランキングを2021年1月8日に発表しました。首位を獲得したのはトヨタ「ヤリス」で、年間販売台数は15万1766台を記録しています。

完璧なSUV!? トヨタ「ヤリスクロス」 オーナーが感じる「良し悪し」とは

 日本自動車販売協会連合会のランキングでは、コンパクトカーの「ヤリス」と、コンパクトSUVの「ヤリスクロス」、そしてホットハッチの「GRヤリス」という3車種で構成されるヤリスシリーズが、「ヤリス」の販売台数としてカウントされます。

 ヤリスは2020年2月、ヤリスクロスは同年8月、GRヤリスは同年9月にそれぞれ発売されました。

 ヤリスシリーズのうち、ヤリスとヤリスクロスの特徴のひとつとして挙げられるのは、ハイブリッドモデルの優れた燃費性能です。

 ハイブリッドモデルはともに1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンにモーターを組み合わせたシステム(リダクション機構付のTHSII)を搭載しますが、コンパクトカーのヤリスは国産ハイブリッド車トップのWLTCモード燃費36.0km/Lを記録。

 コンパクトSUVのヤリスクロスでも、ハイブリッドモデルのWLTCモード燃費は30.8km/Lを記録しています。

 ヤリスシリーズに限らず、近年の新車市場で売れ筋となる車種を見ると、多くの車種においてハイブリッドモデルが設定されており、前出の日本自動車販売協会連合会の2020年販売台数ランキングトップ10においても10台中8台にハイブリッドモデルが存在。

 ユーザーが新車を選ぶ際には、今後も燃費性能が重要な指標となることが予想されます。

※ ※ ※

 ヤリスやヤリスクロスにも搭載されるハイブリッドシステムは、クルマの燃費性能を向上させる手段のひとつとして知られていますが、はじめてハイブリッドカーを発売したのはトヨタで、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車である初代「プリウス」を発売しました。

 それではここでクイズです。

 初代プリウスが登場したときのカタログ燃費(10・15モード)は何km/Lだったでしょうか。

【1】15.0km/L

【2】20.0km/L

【3】28.0km/L

【3】35.0km/L

※ ※ ※

 正解は【3】の28.0km/Lです。

 初代プリウスは、パワートレインとしてTHSIIの前身となるTHSというハイブリッドシステムを搭載。現在のWLTCモードとは測定方法の異なる10・15モードで28.0km/Lでしたが、これは当時の同クラスのガソリン車と比べて約2倍の燃費性能だったといいます。

 改良が重ねられた初代プリウスは、最終的に31.0km/L(10・15モード)まで燃費性能を向上。

 そして、トヨタはプリウス以外にもハイブリッドシステム搭載車を拡大したほか、ホンダ、日産など他社もハイブリッドシステムを搭載した量産車を発売し、現在はごく普通の存在として定着しています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

24件
  • 確かに普通に走ってリッター30走るって言ってたので魅力的ですよね
  • 激しいアンチトヨタの者です
    が、ヤリス、ヤリスクロスは興味があります
    特にクロス。あのコンセプトは脱帽です
    もう少し美しいフロントマスクなら買ってしまうかも
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.4318.0万円

中古車を検索
ヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.4318.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村