去る11月12日、今年で10周年となる「エキサイティングポルシェミーティング X(EXCITING PORSCHE MEETING/略称:EPM)」の取材に行ってまいりました。
約150台ものポルシェが横浜赤レンガ倉庫に集結。休日の観光として現地に訪れた人たちも、会場を埋め尽くしていたポルシェに驚いていたようです。
秋なのに最高気温20度の熱気!エキサイティングポルシェミーティング2016
早朝から、全国各地より貴重なポルシェたちが集結!
エキサイティングポルシェミーティングの取材は、CLとしても今年で4回目となります。2014年は曇り、2015年は雨、2016年は晴れ。記念すべき10周年となる2017年は…。見事な秋晴れとなりました!早朝にも関わらず、全国各地からさまざまなポルシェが横浜に集結。レストランの開店待ちで並んでいた人たちが見守るなか、有志のスタッフに案内され、1台ずつ敷地内に停められていきます。
参加車輌のホンの一部ですが、会場で見掛けたポルシェをご紹介してまいります。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(901/ナロー)&914編
まずは、ポルシェ911(901/ナロー)&914編からスタート。いわゆる「ナローポルシェ」は、ここ数年でもっとも参加台数が多かったように思います。フルオリジナルと思しき個体や、細部にいたるまでカスタマイズが施されたクルマまで。個性豊かな集まりとなった模様。その一方で、唯一の参加車輌となった914にも熱い視線が注がれていました。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(930編)
いわゆる「ナローポルシェ」同様、フルオリジナルと思しき個体や、細部にいたるまでカスタマイズが施されたクルマまで、さまざまな仕様が一堂に会した930型の911。カレラはもちろんターボも展示され、それぞれの違いを見比べている来場者の姿も見受けられました。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(964編)
エキサイティングポルシェミーティング2017においては、964型はカスタマイズされた個体が多かったようです。これだけ個性的な仕様が集まると、オーナーさんにとっても自分のクルマを目立たせるのは一苦労(?)なのかもしれません。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(993編)
RSやカップカー、GT2など、スペシャルモデルがそろった993型。こちらの2台に装着されているホイール、一見すると同じデザインに見えます。しかし、実は違いが…。普段はインターネット上でしか見比べることができないようなことがエキサイティングポルシェミーティングではリアルに比較できるのです。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(996編)
カスタマイズされた個体が多いかと思いきや、オリジナル度が高いクルマも多かった996型。前期型と後期型で異なるヘッドライトなど、同じ型式でも異なる表情を持つモデルであることを再認識しました。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(997編)
997型あたりまでくると、まだまだ高年式な個体が多い影響なのか、オリジナル度が高いクルマばかりと思いきや、思い切りカスタマイズされた個体も参加。本家(?)のスペシャルモデルたち以上の注目度を集めていました。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ポルシェ911(991編)
「現行モデルの911」だけに、オリジナルプラスαのカスタマイズが施された個体が多かった991型。果たして「最新のポルシェは最良のポルシェ」なのでしょうか?それを一度に見比べることができる貴重な機会となりました。
エキサイティングポルシェミーティング2017:FR水冷ポルシェ編
かつては見掛ける機会の多かった「FR水冷ポルシェ」たち。年々、生息数が減りつつあるようです。924から944、968まで。懐かしいモデルたちが集まりました。今回は928系の参加車輌が1台もなかったのが残念。来年に期待です。
エキサイティングポルシェミーティング2017:ボクスター&ケイマン編
ボクスター&ケイマンも、オリジナル派、カスタム派、1台として同じ仕様がありませんでした。FR水冷ポルシェ同様、もしかしたら20年後には生息数が減っている可能性もあるモデルだけに、いまのうちから大切に乗り継いでいきたいものです。
エキサイティングポルシェミーティング2017:RUF編
「イエローバード」をはじめとする、RUFコンプリートカーがここまで一堂に会する機会はめったにありません。オリジナルの911とRUFコンプリートカーの違いをいながらにして見比べることができるのもエキサイティングポルシェミーティングの大きな魅力なのです。
エキサイティングポルシェミーティング2017:出展者編
各ショップのブース前に置かれたポルシェたちも一見の価値あり。いわゆる「デモカー」が多く、オーナーとその予備軍の方にとって、参考になるポイントもあるに違いありません。そして、思わぬ掘り出しモノが見つかる可能性も…?
エキサイティングポルシェミーティング2017:会場の様子
2007年からはじまったエキサイティングポルシェミーティング。10年連続で開催することは、決して簡単なことではありません。運営者側の調整と準備、参加者側の意識。双方が融合しないと成立しません。ましてや、参加者が減ってしまえば開催すらできないのです。
横浜赤レンガ倉庫という、多くの一般者が行き交う場所。日曜日の秋晴れとなれば、たくさんの人で埋め尽くされます。この日も、赤レンガ倉庫に整然と並べられた150台近いポルシェに驚きの声があちこちで聞かれました。
参加者だけでなく、イベントのことを知らずに訪れた一般の方の目を楽しませるエンターテインメント性も併せ持つエキサイティングポルシェミーティング。マニアックになりがちなクルマのイベントとは一線を画すプログラムとして定着しつつあるようです。
これから先、エキサイティングポルシェミーティングが、20年、30年と横浜赤レンガ倉庫で変わらず開催される秋の定番イベントとなるかもしれません。
[ライター・撮影/江上透]
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