現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 今年も背中の痛みに悩まされ続けてる……ノリス、昨年から続く苦悩を吐露「大好きなゴルフをする回数も減らさざるを得なくなった」

ここから本文です

今年も背中の痛みに悩まされ続けてる……ノリス、昨年から続く苦悩を吐露「大好きなゴルフをする回数も減らさざるを得なくなった」

掲載 1
今年も背中の痛みに悩まされ続けてる……ノリス、昨年から続く苦悩を吐露「大好きなゴルフをする回数も減らさざるを得なくなった」

 ランド・ノリス(マクラーレン)は昨年よりも少し程度は経験されたものの、今季も背中の痛みに苦労していることを明かした。

 F1は2022年からテクニカルレギュレーションが大きく変更され、グラウンド・エフェクト効果によりダウンフォースの大部分を生み出すマシンとなった。これにより各マシンは、車体底と路面の間隔を一定に保つべく、サスペンションのセッティングを非常に硬くした。ただ、グラウンド・エフェクト効果で生み出すダウンフォース量が変化することでマシンが激しく上下する”ポーパシング”に見舞われ、されに車体底が路面に打ちつける”バウンシング”によって、ドライバーの身体に厳しい負荷がかかることになった。

■F1データ分析|レッドブルの「アレ」が決まるのはいつか? 最短は今週末のシンガポール……最有力は鈴鹿か?

 そのためメルセデスのルイス・ハミルトンが、マシンを降りる際に腰に手を当てたり、ノリスが痛みに苦しんでいることを明かす事態となった。

 そのノリスは今シーズンも、痛みを軽減するために、チームやトレーナーと、より多くの仕事をしなければいけなかったと明かした。

「朝と夕方、そして毎セッションの前に、ストレッチをしなければいけないんだ。そうしないと、背中がもっと厳しい状況になると思う」

 そうノリスは語った。

「それはレースに限ったことではない。僕が日々やらなければいけない全てのことにとってだ。この数年でマシンに加えられたいくつかの変化が、それに悪影響を及ぼしているのは間違いないね」

「昨年はかなり厳しい状況になって、寝るのも苦しかったり、あらゆることと格闘するような状況だった……ただただ、絶え間なく痛みに苦しんだんだ」

「今では、多くのことが整っている。いくつか新しいシートも作ったし。でも去年は今年よりもずっと悪かった」

 ノリス曰く、背中への負担を軽減するため、トレーニング方向も変更しなければいけなかったという。そしてコースウォークや、ゴルフをすることにも制限がかかったようだ。

「もっとよくするためには、シートをもっと良くするとか、マシンが良くなるのを待つとか……そういうことよりも他にしなければいけないことがある」

「僕は多くのことを制限している。背中が痛いせいで、ゴルフをやることは減り、フィジオと過ごす時間が多くなった。頑張らなければいけないこともあるし、代償を払わなければいけないこともある。それは、ゴルフや他のスポーツをやるのと同じことだ」

「コースウォークをすることについても、コースを歩くとすぐに辛くなるから、回数を減らさなければいけなかった。でもちょっとしたことのおかげで、苦労が少なくなったんだ」

「今はかなり良い状況にある。もっとゴルフもしたいね。でも、サイクリングをしてもランニングをしても、背中が痛い。やりたいことの全てができているわけじゃないんだ」

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは、この問題にはチームとしても取り組んでいると語るが、それでもシート位置に関してできることは限られていると認める。

「我々はランドと共に、この件を注意深く見ている」

 そうステラ代表は付け加えた。

「コンディションの観点から、そしてこの類の問題を避け、快適にマシンを走らせるためにはどうすればいいかという観点から、彼の身体が何を求めているかということについて、彼が理解していることから知る必要があるだろう」

「我々として対処できる変数はかなりたくさんあるものの、どこに集中すべきかを正確に知る必要がある。実際にその作業は進んでいる。しかしシートの位置や直立性という面では、革命はないんだ」

「ランドの努力、そして日々の生活においても適応してくれているため、この問題が徐々に解決することを我々は期待している。彼のような熱心なゴルファーにとっては、とても辛い状況だと思うけどね!」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
motorsport.com 日本版
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
モーサイ
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】すべてがグレードUP! 理想の選択肢、三菱アウトランダーPHEVの驚く完成度
【最新モデル試乗】すべてがグレードUP! 理想の選択肢、三菱アウトランダーPHEVの驚く完成度
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

1件
  • はっきり言って腰板の方が都合がいいドライビングに対するデジタル解釈が存在する。乗せられ理屈だと思う。自分が操っているのと他人として客観的フォローをするみたいなのが混じってしまう。健康面からはF1ドライバーの全員を歓迎してはいない。個人として必要なトレーニングをするべきだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村