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レクサスRC F、マイナーチェンジ パフォーマンス・パッケージ追加 デトロイトショー

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レクサスRC F、マイナーチェンジ パフォーマンス・パッケージ追加 デトロイトショー

もくじ

ー RC Fがマイナーチェンジ
ー RC F マイナーチェンジの変更点
ー パフォーマンス・パッケージ、どう違う?

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RC Fがマイナーチェンジ

レクサスは、デトロイトモーターショー2019でマイナーチェンジしたスポーツクーペ「RC F」を世界初公開した。

「F」は、2007年のIS F発売とともに、「公道からサーキットまでシームレスに走りを楽しめる」という開発テーマのもと、レクサスの高性能モデルのラインナップとして誕生。

「F」の新たな一歩として今回発表した新型RC Fは、優れたパフォーマンスを絶え間なく進化させることを目指し、軽量化や空力性能のほか、パワートレイン、タイヤ、サスペンションなど、あらゆる点に改良を加え、常用域での軽快な走りと限界域における優れた操縦安定性を実現しているという。

また、「F」の高性能と、進化への挑戦を象徴する「パフォーマンス・パッケージ」を新たに設定。日本のスーパーGTや米国のデイトナ24時間レースなど、モータースポーツで培った技術を応用し、CFRPの外装部品やカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーなどの採用でさらなる軽量化を実現したほか、加速性能/空力性能も向上させ、より高い次元の運動性能を実現したという。さらに専用のインテリアカラーやオーナメントパネルも設定されている。

なお、新型RC Fの日本での発売は、2019年5月を予定している。

具体的にどこが変わったのか? 次項で見ていこう。

RC F マイナーチェンジの変更点

・運動性能向上を狙い、車両重量の低減を実施。従来型比20kgの軽量化を実現

・限界領域でのコントロール性向上を目的に、トレッドパターン1本1本のコンパウンド材質までこだわりタイヤを新開発

・「F」の自然吸気エンジンならではのリニアな加速フィーリングを際立たせるため、エンジン出力を向上させるとともに、エアクリーナー形状変更による吸気性能向上とスロットル制御の改良によりアクセルレスポンスを向上

・ディファレンシャルのローギア化を図ることで、サーキット走行におけるアクセルでの車両コントロール性を向上

・エクステリアは、「レース育ちのスタイリング」をコンセプトに、レースで培われた空力デバイスや形状を最大限スタイリングに織り込んだデザインに

具体的には、フロントバンパーコーナーにカナード形状を取り入れてダウンフォースを向上させたほか、サイドのロッカーモール後端にアンダーカット形状をつくることでリアタイヤ周辺の乱気流を抑制するなど、空力性能の向上を目的としながら、「F」としての独自性を狙ったデザインとしている。

また、前後のホイールハウスにダクトを設けることでホイールハウス内に溜まった空気の圧力を低減。最適なコーナリング姿勢やステアリングの応答性向上に寄与する。

エンジントルクを制御し、発進時のタイヤ空転を防ぐローンチコントロールも採用。スポーツ走行における鋭いスタートダッシュを実現する。

パフォーマンス・パッケージ、どう違う?

「F」が持ち味とするサーキットにおける優れた走行性能を象徴するバージョンとして、新たに「パフォーマンス・パッケージ」を設定。

日本のスーパーGTや米国のデイトナ24時間レースなど、RC F GT3によるレース参戦のノウハウを応用し、専用の空力パーツや内装デザインを採用したほか、さらなる軽量化や加速性能の向上を実現した、「F」の決定版とも呼べるモデルとレクサスは説明する。

具体的な変更点は以下の通り。

・エンジンフード、ルーフ、フロントスポイラーなどの外装部品やブレースにCFRPを採用

・カーボンセラミックブレーキやチタンマフラー、軽量アルミホイールの採用で、従来型比70kgの軽量化を実現

・専用のカーボンリアウイング(固定式)を採用。標準仕様に採用されているアクティブリアウイング以上のハイダウンフォースとロードラッグを実現し、高速走行時の安定性と高速域の伸び感を両立

エンジン:V型8気筒4968cc
最高出力:472ps/7100rpm
最大トルク:54.6kg-m/4800rpm

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