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レクサスISが全面刷新ならぬ7年目のマイナーチェンジ。走りや内外装を大幅変更

掲載 更新 210
レクサスISが全面刷新ならぬ7年目のマイナーチェンジ。走りや内外装を大幅変更

レクサスは6月16日、スポーツセダン「IS」にマイナーチェンジを施し、発表した。発売は2020年秋頃を予定する。

事前に予告されていた通り、「IS」の改良モデルがついに姿を見せた。現行モデルのデビューは2013年5月。すでに7年が経過し、モデルサイクル後半に差し掛かっているはずだが、改良の内容はフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジだった。とはいえ、その範囲は広い。

まずレクサスが強くアピールするのが、走りのレベルアップ。2019年4月に愛知県豊田市に新設したばかりのテストコース「トヨタ テクニカルセンター シモヤマ」を舞台に走りを鍛え上げた。1周約5.3km。自然の地形を生かした標高差75m、多数のカーブからなるカントリー路で、繰り返し試験を行ったという。

具体的に改善された点は、バネ上の無用な動きの抑制。ステアリングやペダルに対する応答性を高めつつ、「戻す」ときのコントロール性にも取り組んだとのこと。また、微小な動きに対しても減衰力を発生するスウィングバルブショックアブソーバーの採用や、フロントサイドメンバーのスポット打点追加などボディ補強も行い、運動性能を高めている。加えてノイズや振動の低減、乗り心地の向上にも対策を講じている。

パワートレインについては、2.5リッターハイブリッドモデルでは、アクセル開度に対するエンジンやモーターの駆動力制御を改善した。2リッターターボモデルには、アクセル開度などから走行環境を判定し、シーンに応じて適切なギア段を設定するアダプティブ制御を盛り込んだ。

プレミアムセダンたるISのようなクルマでは、ただ速く走るというより、スムーズなドライビングが求められる場面が多い。今回の様々なチューニングにより、走りの質がどのような進化したのか、大いに期待が持てそうだ。

一方、デザインについては、薄型ヘッドライトの採用をはじめ、フロントマスクの変更、サイドキャラクターラインの変更、新意匠のリアコンビネーションランプの採用など、多くの構成部品を一新した。

内装では、マルチメディアシステムに新たにタッチディスプレイを採用したのが新しい。SmartDeviceLinkやApple CarPlay、Android Autoにも対応しており、スマートフォンを10.3インチディスプレイに映し出して画面操作や音声操作ができる。今となっては珍しい機能ではないが、うれしい進化といえるだろう。

またオーナメントパネルやドアトリムの意匠を変更し、質感表現にこだわったのもポイント。安全装備も充実し、プリクラッシュセーフティの対応範囲の拡大や、レーダークルーズコントロールおよびレーントレーシングアシストの車線認識性能などの精度が高められており、安全性の向上や疲労軽減が期待できるものとなっている。

なお新型の発売は2020年秋頃が予定される。価格は発売時に公開される見通し。


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みんなのコメント

210件
  • クォーターパネルまで新規パネルおこしてるのは、結構コストかかってんね。
    お陰でどっしり低く構えてる様に見えて、カッコいいと思う。
    内装はあまり変わってなくて新鮮味は欠ける。
  • サイドビューとか内装は古い感じがするね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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