F1エミリア・ロマーニャGPの初日を終えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、「大幅にペースが足りていない」と語った。
フェルスタッペンはエミリア・ロマーニャGPの初日フリー走行は両セッションともに苦しんだ。アップデートを受けたマシンのコントロールが難しく、何度もコースオフしてしまう場面が見られた。
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その結果、FP1では5番手、FP2でもセッショントップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から0.5秒以上離された7番手に終わることになった。
フェルスタッペンは無線でマシンの制御しづらい挙動や予測しづらいバランスなどについて、不満をぶちまけていた。セッション後に彼はアップデートを受けたにもかかわらず、マシンが遅すぎることに懸念を示していた。
「厳しい1日だった。良いバランスを見つけるのが難しくて、マシンの中でも全然快適に感じられていなかった。凄く動き回ってしまうんだ」
フェルスタッペンはF1 TVに対してそう語った。
「とても簡単に挙動が乱れてしまうんだ。今日は間違いなく、快適じゃなかったし、僕らが考えなくちゃいけないことがいくつかある」
「それからロングランも本当に悪かった。つまり、明日競争力を発揮したいのなら、改善しなくてはいけないことがあるんだ」
「今日、僕らはペースがかなり足りていなくて、修正が必要だった」
2日目に向けてチームと状況を好転させられる自信はあるかと尋ねられたが、フェルスタッペンは皮肉げに次のように答えている。
「今日の状況よりも悪くなることは無いと思うよ? だよね?」
「明日に向けて、改善できることを検討していくよ。ただまあ、他のチームが少し前進しているように見えるね。そして僕らの方は、悪い1日だったんだ」
なおフェルスタッペンはビルヌーブシケイン(ターン5~6)走行中にルイス・ハミルトン(メルセデス)が邪魔となってしまう場面があり、彼に対しても怒りを向けた。
フェルスタッペンはハミルトンによるブロックは「これが初めてじゃない」と語りつつも、それ以上は多く語ろうとしなかった。
「もちろん、常に冷静でいようとしている。でも、また起きてしまった」
「でもその一方で、僕はあまりこの件について話したくはないんだ。僕らの今日の問題じゃないからね」
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